娘が未来のパパを自分で見つけてきちゃったお話の続きです。みなさん、お待たせしました。
娘とパパとの出会いは娘がちょうど小学校2年生を終えた夏でした。
アメリカでは共働きの両親を持つ子供たちはもちろん、そうでない子供たちも、長〜い2ヶ月半の夏休みの間は、サマーデイキャンプに参加することが多いです。
家にいるより、地域のお友達とワイワイ遊んだりした方がいいよね。
やりたいけど時間がなくてできなかった新しい習い事とかに挑戦することも。
うちの娘は地域の自治体が運営しているデイキャンプにお世話になりました。
このデイキャンプは週5日、朝から夕方まで。公民館みたいな所に体育館とプールが付いていて、みんなでスポーツをしたり、午後は毎日プールで泳いで、夏が終わるころにはすっかり小麦色に![]()
前置き長くなりましたが、このキャンプでチームリーダーをしていたのが未来のパパだったんですね。
キャンプが始まってからしばらくして、夕食時の娘との会話には、ミスターケビンがね、これくれたの
、ミスターケビンがこんなことしてくれたよ
、とまあ、この謎のミスターケビンさんが毎日、登場する様になったんですね。
一体この人物はだれ!? 友達からは、気をつけたほうがいいよ
とか言われたりして、ちょっぴり心配でしたが、とりあえずは何事もなく長い夏は過ぎていきました。
私はといえば朝はや〜く子供を預け、お迎えはいつもギリギリ。携帯電話片手にいつもチャチャっとお迎えする私は、周りには目もくれず。。。
夏休みもそろそろ終わろうかなという頃、ある日のお迎え時、初めてこのミスターケビンさんと言葉を交わす機会がありました。
「あの、僕がミスターケビンです。」
「ああ、あなたが噂のミスターケビンさん。娘からいつもお名前聞いていました。沢山のプレゼントをありがとうございます」
そう、娘は夏の間に、結構色々プレゼントをもらっていましたっけ。ちゃっかり娘!
「あの、先日娘さんからあなたの連絡先などが書かれたメモを頂いたので、僕のもお渡しします」
え!!??何のことでしょう
「それはどうも…」
「僕は小学校の先生をしてるのですが、新学期が始まって、ちょっと落ち着いたら、娘さんを遊びに連れて行ってあげたいのですがいかがでしょうか?」
というわけで、まーったく知らない間に私の個人情報はミスターケビンに渡されており、娘とのデートの約束まで申し込まれ、お母さんは降参です。
8歳になったばかりの娘を、甘く、甘ーくみておりました。
それほどパパが欲しかったんだね。
でかしたぞ、娘よ
と褒めてあげたいところですが、この時の私は、なんだか、すーっかり娘のひいた人生のレールの上を走らされているような、そんな気持ちにならずにはいられませんでした。
このレールは果たして何処へ続くのか…
次回は娘とミスターケビンとの初デートからお話ししようと思います![]()
長〜い文章、最後まで読んでくださってありがとうございました。
今日もみんさんにとって、笑顔いっぱいの1日になりますように![]()
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