退院後、初めての三男との面会に乳児院へ行ってきました。


初回の面会との事で子供家庭センターの私の担当のCWさん(ケースワーカーさんの事)と乳児院で待ち合わせ。

道が混んだりして遅刻したら三男と過ごす時間が減るかもしれないし、元々の面会可能時間だって少ないかもしれないと早めに出発。

自宅から30分ほどで着くとナビに表示されていたので、1時間前には自宅を出て、最初は遠足当日の朝を迎えた子供のようにウキウキと車を走らせていました。

段々と乳児院に近づいていき、乳児院の案内掲示板のような看板が目に入った時、やっと三男に会えるという実感が湧いてきて、運転中なのに涙が溢れてきて……

ちょうど車通りの少ない道に差し掛かっていたのでスピードを落として涙を拭きながらゆっくり徐行運転位の速度で残りの道のりを進んでいきました。


乳児院に着いたのは待ち合わせ時間の25分前。

駐車場に車を停め、まだCWさんが来ていないことを確認し、車で待機しようと決めた3分後くらいにはもう車の外に出ていました。

待ちきれなかった。

1分1秒がものすごく長い時間のように感じて、視界に入っているあの建物(乳児院)に三男がいるんだと思うと会いたい気持ちでいてもたってもいられなくて。

乳児院の駐車場と乳児院の建物の側を行ったり来たり(今思うとただの不審者的行動('v';))していると、約束の時間の5分前にCWさん到着‼️

いざ乳児院へ‼️

入口で体温測定と手指消毒を済ませると面会室に通されました。

面会室は小さな子供たちが好きそうなおもちゃがある6畳程の和室。

面会簿に記帳し、三男を待つことに。

ドキドキしながら持参した授乳クッションを袋から出したり、ソワソワしていると保育士さんに抱っこされた三男が到着。

「今ちょうど起きたところで、ミルクの時間なんですよ。授乳されると聞いたので、まだミルク飲んでないのでお願いします。」と私の腕の中にわたされた三男は退院の日よりお顔がまん丸になっていて、たくさんミルク貰ってるんだろうなと少しほっとした。


CW「授乳の間に三男君の今後について、乳児院の先生とお話してきますね!」

乳児院の方「授乳終わったら内線▲▲にかけてください」


面会室に私と三男の2人きり。

久しぶりの三男は可愛くて愛しくて、私のこと覚えててくれた……んだよね?

私の腕で泣くことなくおっぱいの方に顔を向けて大きなお口を開けていて《長男と次男の赤ちゃんの時と同じで食いしん坊さんだなぁ》なんて思いながら、『三男たん、ぱいぱい欲しいの?ママ今からぱいぱい出すからちょい待ってねー』なんて話しかけながら授乳開始。

退院してから…最後に授乳してから8日たっていたけどおっぱいの吸い方も覚えていてくれて、喉をゴクゴクと鳴らしながら一生懸命飲んでくれてる姿を見て、その姿が幸せすぎて涙が出てくる。


授乳しながら沢山話しかけた。

『お顔まん丸になったねぇ。いっぱいミルク飲んでるおかげかな?たくさんミルク飲めて賢いねぇ』

『可愛いお洋服着せてもらって、三男はイケメンだから可愛いお洋服も似合っちゃうねぇ』

『ぱいぱいは美味しいですかー?ママね、三男にいっぱいぱいぱい飲んでもらおうと思って搾乳頑張ったんだよ。だからおなかいっぱいまで沢山飲んでね』

『ママ、やっぱり三男と一緒に帰りたいから、三男引き取っていいですよーって言って貰えるように頑張るから乳児院で待っててね』

『愛してるよ。大好きだよ。ママの大切な三男。』

とか……

暖かくて、柔らかくて、ミルクの匂いがして、クリクリとした大きなおめめで見つめてくれる三男が可愛くて愛しくてたまらない。


退院してから面会の日を迎えるまで《なんで養子縁組なんて話をしてしまったんだろう、そんな話しなければ三男が乳児院に行くことなんてなかったかもしれないのに》とか、後悔ばかりしていた。

気を張っていなければきっとずっと泣いていたんだろうと思うくらいには気持ちがずっと地の底をはいずってた。

でも、腕の中にいる三男が全てを満たしてくれた。

三男の存在が私にとっての希望そのものだったから。

《三男のためにも、長男と次男と三男と私と4人で家族として同じ家に帰れるその日のためにも、私が頑張らないと‼️》って改めて思わせてくれた。


30-40分くらい授乳してたかな……

満腹になったのか、口を離してウトウトしている三男をゲップさせてあげようと抱き上げて背中をトントンしていると、お顔を私の方の向けて大きなおめめを開けてじーっと見てくる三男。

『どちた?可愛いお目目開けてママのこと見てくれるの?可愛いなぁもぉ♡』

とデレッデレで話しかける私にタイミングよく新生児微笑を向けてくれる三男。

意図した微笑みじゃないかもしれない。

でもタイミングよくニコニコしてくれる可愛い三男。

小さくゲップをしたのを確認し、再び横抱きに戻すとおっぱいおかわりの催促(笑)

『食いしん坊さんだねぇ( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )ぱいぱい用意させていただきますね( ˶ ᷇ 𖥦 ᷆ ˵ )』

沢山飲んでくれるのが嬉しかった。

この日を迎えるためにと泣きながら搾乳してたときの虚しさとか悲しさが全部吹き飛ぶくらい幸せだった。


授乳のおかわりも終わり、とりあえず授乳終了の連絡を内線でして、三男をずーっと抱っこしてた。

面会時間終了まで離したくなかった。

くっついていたかった。

次に会える日まで、それまでの分愛情のストックができるように(そんなこと出来ないかもしれないけど)ただひたすら抱きしめて、ママの温もりも覚えていて欲しかったから。

長男と次男が小さい頃によく歌った子守唄を歌ったり、沢山話しかけたり、長男と次男の話をしたり……


内線での連絡後に面会室に戻ってきたCWさんから「三男君、特別養子縁組のお話は無くなったこと、お母さん(私の事)の育児環境が整い次第の引取りになること伝えて、その方向でサポートさせてもらう事になりました」と報告を受けた。

特別養子縁組の話が消えたことで、私の努力次第で三男と一緒に帰れる日が来るということが確実なものとなり、本当に嬉しかった。


面会時間はあっという間に過ぎていった。

2時間半面会させてもらったけど、私にとっては一瞬だった。

次回の面会日程を決めて、保育士さんが三男を迎えに来て……

腕に抱いた三男をそのまま連れ去りたかった。

でもそんなことしても三男を幸せにしてあげられないって分かってたから、泣きそうになりながら三男を保育士さんに渡して、乳児院の奥に帰っていく三男を見つめながら車に戻った。

車に乗ったら涙がこらえきれなくて、ちょっとだけ泣いてから帰った。


また、会いに行くからね。