今日はさぬき映画祭に行って、
【溺れるナイフ】(3度目)
を観てきましたーー!
なんだろう。
何度観ても緊張するし、
今日は、火祭りでコウが踊っているところで、
鳥肌がぶわ~~~~~と出てしまいました。
苦しいし、悲しいし、3回目なのに、
毎回同じような疲労感に襲われる。。
そして、
今日は、映画の前に山戸結希監督と上白石萌音ちゃんが登壇して、
お話しをしてくれました。
衣装は、
山戸監督は、白のパーカー・黒のガウチョパンツ・オフホワイトのスニーカー
上白石萌音ちゃんは、青と紺のワンピース・グレーのブーツ
でした。
初めは、
撮影期間が17日という短さだったこと、山戸監督、萌音ちゃんがそれぞれどんな思いで作品に臨んだか、を話しててくれてたんですが、
その話の中で、
山戸監督が感極まって泣いてしまいました。
最初、なんで泣いてるのかわからなかったけど、
ゆっくり自分の言葉で話してくれて、
撮影期間が短った分、撮りたい物を全部は撮れなかったとのことでした。
(これは、萌音ちゃんもほかのインタビューで話してたね)
萌音ちゃんは、撮影日数が5日くらいしかなかったにも関わらず、
その短期間でカナという役になりきって、
中学生時代は少しぽっちゃり(普通の体型)で、
高校時代(特に最後の方は)は、小松菜奈ちゃんにも負けないくらい痩せたんだとか。
その姿を目の当たりにした山戸監督は、
萌音ちゃんが演じるカナだからこそ、
カナにどうしても言ってもらいたい台詞、場面があって、、
それを萌音ちゃんに紙で渡して台詞を見てもらったそうなんです。
それは、まさに
劇中では、表現しきれなかったカナの心の声で、
「今はかわいい夏芽が幸せかもしれないけど、
もし、よぼよぼのおばあちゃんになって、
もし、灰になってしまった時、幸せなのは私だ」
みたいな感じのことが、たくさん書かれていたそうなんです。
でも、
時間の関係で、どうしてもそのシーンを撮れなくて、
山戸監督は、今でもずっとそのことを悔やんでいるから、
悔しくて泣いてしまったようでした。
もしかしたら、10年後、自分が成長すれば、完璧な「溺れるナイフ」を撮ることができるかもしれない。
でも、10年後、今回出演した菅田将暉・小松菜奈・重岡大毅・上白石萌音はもう当時の姿ではない。
あの時生きていた彼らは、あの瞬間にしかいない。
その時撮りたかった瞬間を撮ることは二度とできない。
だからこそ、山戸監督の胸には、そのシーンのことがずっとあって、
でももう、あの夏に戻ることはできないから、
不完全ではあるけど、みんなが死ぬ気で撮った【溺れるナイフ】という作品は最高なんだと、
言われてました。
(結構ニュアンスです、スミマセン)
そんな話をもらい泣きをしながら聞き、いよいよ本編へ。
前回、前々回より、
コウの悔しさ、夏芽の悲しさ、大友の悲しさ、カナの憎しみ
が際立って見えました。
あと、
3回目にして、大友の一番好きな台詞ができました。
風邪をひいた夏芽の部屋で話してて、
夏芽がペディキュアをしていることに気づいた時の、
「おしゃれさん。。なんじゃのう」
という台詞です。
もう、大友のシーンは本当にどれも好きですが、
今日、一番良いなあと思ったのはこれです。
本編終了後、
客席上部から、
「金色の空 黒い満月 張りぼてのステージ 手づくりの夜 大好きな悪魔と引き裂かれ・・・」
と、劇中歌を歌いながら、一人の女の子が降りてきました。
みんなは???となりながらも、
歌声は、本人なので、ずっと聴いてました。
すると、山戸監督も登場し、
彼女が、劇中歌を担当した堀越千史ちゃんだと紹介されました。
本当に緊張しているようで、儚さがあり、でも夢を掴もうと必死な
堀越千史ちゃんと、映画というものに命を懸けている山戸監督を見て、
頑張らないと。頑張らないと。
という気持ちが沸々と湧いてきました。
最後には、山戸監督、堀越千史ちゃんからサインをしてもらいました。
監督がサインをしながらお客さんに、誰のファンか聞いてたんですが、
重岡くんです と答える人が多かったな~
監督が、
しげは、本当に裏表がなくて、
スタッフの人みんかから良い子だって褒められてた、って言われてました。
あと、
DVDのメイキングには普段は見られないようなしげがたくさん映っているらしいです♪
そして、
香川のジャスミンのMさんと短い時間ではあったんですが、
初めましてをさせてもらい、
プレゼントまで頂いて、
今日は本当に幸せな一日でした。
明日から、頑張ろう。
今日は、大貧乏♪
あーち