どうしてもこの言葉って
わたしの脳内では



"これがわたしよ!
(この素晴らしいわたしを見て!)"



みたいに再生されてしまう


多分"The Greatest Showman"の影響だと思われる(観てはいない)



自信に満ちて
もっとわたしを見て!
と全方位から個性をキラキラ爆発させているような人が口にするであろう言葉で
わたしは一生口にしない縁遠い言葉のように感じていた




だから、今日ふと言葉を口にした瞬間は信じられなかった



「これがわたしなんだよなぁ」



自然と口をついて出た



口から出た言葉は静かに息を吐くようなか細さだったけれど
卑屈な意味じゃなくて



ダメなわたし、とか
できないわたし、とかでもなくて



それもひっくるめて




全部"わたし"だから。




わたしの中の長所・短所とかでもなくて


もうそもそもそれが"わたし"なの



見方によってはでこぼこしてるけど
そういう断片的だったり片面から見た話をしてるわけじゃなくて



「これが、わたし、なんだよなぁ」



急にふと、そう感じた



これって多分あれだ
ありのままの自分、てやつだ



結局のところ
"素晴らしいわたし"じゃなきゃ受け入れられないと思っていたのは

"わたし"だけに過ぎない



どんないびつな形でも
それが愛しいわたしなのだよ



それこそが"わたし"

This is me.