案内板には登り90分と書かれていた稲荷山コースをなんとかギリギリ20代の意地で80分で頂上に到着し、
遠足に来ていた児童のがっつくおいしそうなお弁当を見ながら、お店で買った昆布のおにぎりをもぐもぐ

ほんとにあの子のオムライス弁当はおいしそうだった

お母さんがんばって作ってくれたんだね!
ありがとうお母さん

これ以上頂上にいると、うらやましすぎてお弁当を奪いに行ってしまうので早々と下山することに。
下山は、わたしの行きたかった4号路の吊り橋コースへ

少し歩くと深い木々の間から、いきなり姿を現す吊り橋があります
目の前にきて、ようやく『あ、これかぁ!』て言うくらいいきなりの出現
思ったよりも頑丈で期待外れだったのだけど、すれ違ったグループのひとりは悲鳴をあげるほどだったので恐い人には恐いようです
ブランコみたいにもっとゆーらゆーらしてくれると楽しかったのになー

場所によっては、これよろめいたら落ちちゃうね!ていう細い山道もあって
そういった道は一部、ガードレールのようなものが木で作られています
何ヵ所かそういう場所を見たあとで、また危なそうな道に来たときに
つい『ここも柵作ってくれなきゃ』と呟いてしまって
リンダに『(自然に触れあいたくてわざわざ)山に来てるのに、整備しろって?笑』と笑われてしまった

言われてみたらほんとにそうで、むしろ山としてはそのあるがままの姿が自然なのに
無意識に人間のエゴを押し付けてしまって高尾山に申し訳ない!
むしろわたしたちがお邪魔してるんだから
ひとさまのお家に行って好き勝手汚したり、勝手に何か持って帰ったりしたりしないのと同じように、
そのままの形で留まれるようにそっとお伺いしなければいけないね
でも、万が一そういう細い山道を踏み外し落ちてしまった場合には
ずざざざぁーーーーと滑り落ちながら
『先行ってるねー


て言おう!
たこ杉
この辺りはもう完全に舗装された道で、幅も広く、人も増えてくるころ
たこ杉に気をとられていると、頂上にいた子供たちにも追い付かれたのだけど
子供たちは、ここに来る前に先生に言われたであろう
『他の登山客に会ったら、必ず挨拶をすること』
というのを忠実に守っていて
人の増えたこの道では、ずっと『こんにちはー!こんにちはー!』と言い続けるはめに陥っていました
素直でかわいいなー
なでなでしておきましたひっぱり蛸
ひっぱり蛸になりたい
四方八方からひっぱられたい
蛸だから八方が限度でしょうか
下山途中、こんな開放感あふるる場所でとろろそばを頂きました
風が気持ちよくて、一仕事終えたあとのごはんはおいしかったー!
お腹も満たされ、ねむいねむい言いながら最後まで下山!笑
ほどよい身体的疲れと、満たされたお腹のおかげでねむいねむい笑
やっぱり下山の方が足に来る!笑
息は上がらないんだけど、下りだとスピード出てとんとん走っておりそうになるのを
足でぐっと力をこめて止めながら下りるから、ひざ上の筋肉使われるー\(^o^)/
しかも丸太で作られた階段が、みんなが歩くから土が削られてただのハードルと化してたり笑
えぐられてすごい一段一段の高さがあったりして、とんっと下りるとひざに衝撃が笑
肉体的老いを感じ、心が傷つき…
ふたりで帰路につきました


高尾山は、日帰りで心を癒しにいく自然レジャーにぴったり

日帰りで行けるし、ものすごく疲れて回復に時間がかかります!というほどではないので、
都会のコンクリートジャングルに疲れたら、ちょいと足を伸ばしてみるのに最適!
たまーに天狗さんの風を浴びにまた行きたいと思います

やっぱり自然っていいなー

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