マイク・フィニガン『MIKE FINNIGAN』 | 音盤ながし

マイク・フィニガン『MIKE FINNIGAN』

 天気いいねえ。黄砂が酷かったり、風が強かったりはあるけど、畑は賑やかになり、田んぼの仕事も始まった。我が家もようやくストーブを片付け、ここから夏に向かうわけだ。東電福島原発はやはりメルトダウン。津波以前に地震で被害を受けてたことが明るみになった。事ここに至っても御身大切な隠し事だらけ。国も東電も信じられず、放射能の恐怖にさらされる。そして節電を煽る夏に向かう。

●マイク・フィニガン『MIKE FINNIGAN』
 '76年作、LP時代の愛聴盤が去年ようやくCD化された。キーボーディストとしてマイク・フィニガンを知ったのは、デイヴ・メイソンのライブ盤『情念』で、これも'76年作品だから、あまり時をおかずに両盤を聴いていたはずだ。
 フィニガンの初ソロ・アルバムで、先ずヴォーカルの上手さにびっくり。キーボードの腕前は知られていたけど、これだけ歌える人とは思っていなかった。マッスル・ショールズのミュージシャンをバックに、南部色の強いロックなんだけど、埃っぽさや暑く湿った感じもなく、澄み切った南部の大地を思わせるピュアで力強い歌声が印象的だ。マリア・マルダーとエイモス・ギャレットも参加し、らしいコーラスとギター・プレイを披露。アラン・トゥーサンを2曲も取り上げ歌っているところにトゥーサンへの敬愛が感じられたり、そしてラストに歌われるジェシ・ウインチェスター「ミシシッピ・オン・マイ・マインド」の穏やかな歌声にもグッと引き込まれる。これも名盤だよね。
Mike Finnigan/Mike Finnigan
¥1,559
Amazon.co.jp