北重人の絶筆『火の闇』/大橋トリオ『NEWOLD』
北重人『火の闇~飴売り三左事件帖』読了。これで北の既刊は全て読んだわけだ。そしてここに収録の「火の闇」が彼の絶筆だった。北は去年の8月、61才であの世へ旅立ってしまった。2004年『夏の椿』でデビューだから遅咲きの作家であった。しかし残された作品はどれも艶やかに磨き込まれた文章による素晴らしいものばかりだ。彼は1級建築士であり、都市計画の専門家でもあった。それゆえか、彼の描く江戸の街並みや水路の様子には立体感と臨場感があった。風景の描写も人物の造形も素晴らしかった。そのうえ、忍者ものや剣劇といった活劇シーンもじつに巧かった。つまり、デビュー時にはすでに出来上がっていた成熟した作家だった。全作品を読み終えた今、あらためて冥福をお祈りする。
●大橋トリオ『NEWOLD』
できたてホヤホヤの新作しかも絵本付き。大橋トリオ、去年ミュージック・マガジンに記事が載っていたので名は知っていたけど、あまり興味も湧かず内容も覚えていないので、彼についての予備知識はゼロ。で、なぜ買って聴いてるかと言えば、浜田真理子が参加しているから。1曲「this is the love」でデュエットしているだけなんだけどね。せっかくの機会だ、新しい人を聴く。大橋トリオといっても3人組ではなく、大橋ヨシノリという人のひとりユニットのようです。歌・作曲・演奏・録音などマルチな才能があるようで、もちろんプロデュースも彼。「ずっと聴いていたい、幸せになる『優しい歌声』」と帯にあるように、良質なBGMにもなりえる洒落た音楽。ロック的なモノを求めてはいけません(笑)でも大人のロックとして現代のAORなのかもね。浜田さん参加の曲はフィーリー・ソウルのような都会的な感じで粋な男女の歌となっているけど、真理子さんの声をもっと前に出して欲しかった。メインで歌わせても良かったと思うけど(浜田ファンだからね)。同じゲスト・シンガーでも手嶌葵の方はくっきり前にでているからね。ゲストと言えば布袋寅泰のギターは流石だね。この色艶の良い音色は凄いよ。フレーズにもセンスが溢れているし、存在として好きなワケじゃないけど、、、参りました。
●大橋トリオ『NEWOLD』
できたてホヤホヤの新作しかも絵本付き。大橋トリオ、去年ミュージック・マガジンに記事が載っていたので名は知っていたけど、あまり興味も湧かず内容も覚えていないので、彼についての予備知識はゼロ。で、なぜ買って聴いてるかと言えば、浜田真理子が参加しているから。1曲「this is the love」でデュエットしているだけなんだけどね。せっかくの機会だ、新しい人を聴く。大橋トリオといっても3人組ではなく、大橋ヨシノリという人のひとりユニットのようです。歌・作曲・演奏・録音などマルチな才能があるようで、もちろんプロデュースも彼。「ずっと聴いていたい、幸せになる『優しい歌声』」と帯にあるように、良質なBGMにもなりえる洒落た音楽。ロック的なモノを求めてはいけません(笑)でも大人のロックとして現代のAORなのかもね。浜田さん参加の曲はフィーリー・ソウルのような都会的な感じで粋な男女の歌となっているけど、真理子さんの声をもっと前に出して欲しかった。メインで歌わせても良かったと思うけど(浜田ファンだからね)。同じゲスト・シンガーでも手嶌葵の方はくっきり前にでているからね。ゲストと言えば布袋寅泰のギターは流石だね。この色艶の良い音色は凄いよ。フレーズにもセンスが溢れているし、存在として好きなワケじゃないけど、、、参りました。
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