鈴木亜紀『Blue Black』 | 音盤ながし

鈴木亜紀『Blue Black』

 北方謙三『楊令伝』も十五巻目。えっ!?これで完結なのか。寂しいな、読むのよそうかな(笑)これで最後かと思うともったいなくてね。

●鈴木亜紀『Blue Black』


 Twitterでハマダさんとフナトさんがヨカッタ・ヨカッタと話していたので、それじゃ俺もと聴いてみたくなったのさ。なるほどフナトさんがベースで参加してたのか。鈴木さん、'98年にアルバム・デビューとあるが、ノーマークだったな。プロフィールによると、自由型ピアノ弾き語り、作詞作曲とあり、写真集にエッセイ集に小説まで書くという。スペイン語もできるらしい。才女なんだなあ。
 ♪夏が近いのをいいことに ビールばっかり飲んでいる 人としてこんなことでいいのかと 見上げる空にこいのぼり......ビールと云えば あたしはビールとちがうから 最初のひと口で、ひと口ですべてをきめないで...♪ なんて歌が心地良い。素敵な空気感のある歌世界、ふわっとした突き抜け感がいいなと思う。歌い方に過剰な演出がないところは浜田真理子に似ていて、それにも好感がもてる。
 曲のひとつひとつにさりげなく物語があり、詞を読んでるだけでも楽しくなる。文筆家の才あり、なんですね。詞と曲と歌とピアノの案配が良くて、とても素敵なこのアルバムはセルフ・プロデュースでその上カバー・フォトまで自前です。なんともブラボーな鈴木亜紀に拍手喝采!
Blue Black ブルー・ブラック/鈴木亜紀
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