THE TEDDY CHARLES TENTET / 髙田郁『花散らしの雨』
髙田郁『花散らしの雨~みをつくし料理帖』読了。シリーズ1作目の『八朔の雪』がとても胸に沁みたので、2作目も読んでみました。そしてまたじ~んときましたねえ。「...その刹那。障子の隙間から、そっと白い腕が差し出された。夜目にも真っ白な細い女の左腕。その手の先が狐の形に結ばれる。... 涙は来ん、来ん 」幼なじみの野江ちゃんは吉原の花魁、顔を見せない代わりに、幼い頃ふたりでよくやったサインの交換をするシーンです。涙は来ん、来んは狐のコンコンにかけてあるんですね。このシリーズは料理帖とあるように、主人公澪による季節の素材を生かした料理が作中で振る舞われ、それはまた読んでいる読者にも振る舞われているのです。美味しいですよ、想像の御馳走。
●THE TEDDY CHARLES NONET & TENTET『COMPLETE RECORDINGS』
これも1956年のジャズ。俺の生まれた年のジャズの名盤ですね。もとのLP盤は『THE TEDDY CHARLES TENTET』という56年アルバムだったのがCD化でコンプリートとなった時に、エリック・ドルフィーやズート・シムズ等が参加した63年録音が加えられたようです。20代の生意気盛りの頃、フリー・ジャズやロフト・ジャズをよく聴いていた頃、ギル・エヴァンスやジョージ・ラッセルとかのアレンジされたアカデミックな感じのジャズが嫌いで(よく聴いてもいないくせに)、だからこのテディ・チャールズも食指が伸びなかったんだよね。いやあ食わず嫌いはいけないな。
CD化されてから初めて聴いたんだけど、かっこいいんだよ。クールでね。ギラギラしてはいないけどエモーショナルだし。J・R・モンテローズ、アート・ファーマー、ジジ・グライス、ジョージ・バーロウ、ドン・バターフィールドのホーン陣にマル・ウォルドロン、ジミー・レイニー、テディ・コチック、ジョー・ハリスのリズム陣、そしてリーダーのテディ・チャールズというテンテット。ゼブラのようなジャケットといい、とにかくスタイリッシュ。63年録音の方はリムスキー・コルサコフ、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンなどロシアの作曲家の曲をやってるんだけど、まったくクラシック臭がありません。おしゃれなスウィング・ジャズって感じかな。残念ながらドルフィーの活躍は聴かれません。
●THE TEDDY CHARLES NONET & TENTET『COMPLETE RECORDINGS』
これも1956年のジャズ。俺の生まれた年のジャズの名盤ですね。もとのLP盤は『THE TEDDY CHARLES TENTET』という56年アルバムだったのがCD化でコンプリートとなった時に、エリック・ドルフィーやズート・シムズ等が参加した63年録音が加えられたようです。20代の生意気盛りの頃、フリー・ジャズやロフト・ジャズをよく聴いていた頃、ギル・エヴァンスやジョージ・ラッセルとかのアレンジされたアカデミックな感じのジャズが嫌いで(よく聴いてもいないくせに)、だからこのテディ・チャールズも食指が伸びなかったんだよね。いやあ食わず嫌いはいけないな。
CD化されてから初めて聴いたんだけど、かっこいいんだよ。クールでね。ギラギラしてはいないけどエモーショナルだし。J・R・モンテローズ、アート・ファーマー、ジジ・グライス、ジョージ・バーロウ、ドン・バターフィールドのホーン陣にマル・ウォルドロン、ジミー・レイニー、テディ・コチック、ジョー・ハリスのリズム陣、そしてリーダーのテディ・チャールズというテンテット。ゼブラのようなジャケットといい、とにかくスタイリッシュ。63年録音の方はリムスキー・コルサコフ、チャイコフスキー、プロコフィエフ、ハチャトゥリアンなどロシアの作曲家の曲をやってるんだけど、まったくクラシック臭がありません。おしゃれなスウィング・ジャズって感じかな。残念ながらドルフィーの活躍は聴かれません。
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