若くして亡くなった哲学的思考の文筆家、池田晶子さんの本をよく読み返している。

彼女は、アンチエイジングということばや発想が大嫌いで、今の老人は、みんな若返る事を絶対的に是とし、精神的にも幼稚になってしまっている、と。

確かに、いわゆる長老と呼ばれるような知識の宝庫のような老人は少なくなってしまったようにも思う。若者の文化や流行に乗って、若く見える、考え方が若い、というのは、褒め言葉だし、言われて嬉しい人が大半だ。

自分はどうだろうか?と我が身を振り返ると、やはり身体の老化は少しでも遅らせたいと思う。しかし、精神面は、やはり年を重ねて、成熟していきたいと思う。

精神面まで、アンチエイジングする必要はないですよね。