表題の映画をみました。
爆泣き😭
⭐︎
昨日、またまたぎっくり腰をしてしまって
それについてはどうなんだろう?と思う気持ちはいったん置いといて
それなら楽しまねばと思い、ネットフリックスを徘徊。
耳の聞こえない両親の元に生まれた一人っ子の息子くんが、悲しい思いをしたり、ちょっとグレたりしながら、独り立ちするんだけど
逃れたいだけで上京するも甘くはない現実にぶち当たりながら
ずっと反発していた地元に帰るきっかけがあって
ラストシーンではお母さんの優しさや強さにやっと触れるという物語。
まとめるとこんな感じなんだけど
わたしには重なるところが多くて
涙が止まりませんでした。
うちの子は今のところ皆、中卒で社会に出ていて
中でも三男は、あまり目的も持たずに東京に行ってしまった一人。
信じていた、といえば聞こえがいいけれど
いや、本当に信じてはいたんだけど
東京で無目的に暮らしてしまっていたことは事実で
そんな息子もこんな暮らしをしたり
こんな人間関係にがっかりしたり
いろんな思いをしてたのかなっていうところが一つ。
巣立っていくと本当に何も手出しをしてあげられなくなるから
母は信じて
自分の人生を生きるのみ、なんだよね。
うん、わかってる。
あとは同じ母としての想い。
耳の聞こえないハンデを持ちながら
映画の中ではあまり湿っぽく描かれてなかった母親。
見えないところでたくさん涙を流したんだろうけど
子供の前で感情的になったり苦悩を見せることをせず
悪くいえば子供みたいな母親で
とても純粋で真っ直ぐすぎるくらい真っ直ぐでした。
その真っ直ぐさが子ども心にはより負担になったんだろうなって感じました。
いい人なのにうまく愛せないことで
さらに自分を責めてしまうことになる。
いい人の悪いところなのかもしれない矛盾。
ただ純粋さはやっぱり強くて
信じている人はほんと
最後にはやっぱり強くて
見返りなくても
むくわれなくても
愛する人を愛することは
尊いんだなって思いました。