東京に行ってました。



また末っ子と2人で車旅。

今年の3月にもしたんですよね〜


あの時は富士山が綺麗に見えて
あと、車で東京に行けちゃうんだ〜という感動とともに、すごく楽しかったのを覚えている。


今回は車旅も2回目。

次男が住居を引っ越すことになって
まだ未成年なので契約のために。

次男は一年ちょっと前から東京に住んでいて
今年の春、三男も俳優を目指して東京に来ることになり

親からしたらちょうどいいわ、と
次男の一人暮らしの部屋に三男を入れてもらったのだけど

いくら兄弟とはいえ
【自立】したもの同士の同居は
こちらで家族として兄弟として暮らしていた頃とは違って
感情的なあれこれが生まれるようで
(別に喧嘩したわけではないのですが、その手前のような空気にはなりやすいらしく)

収入に余裕のある次男が部屋を別で借りることにしたんですよね。




次男は顔隠し 笑




ますますイケメンになっちゃってる三男





わたし、最初
そうなった時
とても寂しい気持ちになりました。

親としては
兄弟やん、とか
一緒にいてくれると心理的に安心、とか
あるんですけど

お互い働いていて
時間帯に差があったりする中
ご飯のこと、とか
掃除のこと、とか

お互いが自分のことで精一杯な中

想像するに、おそらく…
夫婦喧嘩で起こるような感覚があったのだろうなって思いました。


わたしがお互いに電話をかけ話を聞くと
お互いに言い分があり
誤解もあり
甘えもあり
優しさもあり
みたいな

すこくわかるような気がしたんですよね。



自立するってこう言うことなんだなと思いました。



また2人の暮らしている部屋に泊まり
生活の様子を伺うと

ほんとーにせつない気持ちになります。

胸がぎゅーっとする。


2人ともすごく頑張ってるし
お金の使い方も工夫していて

2人の好きが違うから
生活の中での優先順位が違うのもすごく感じたし


ペタンコになってる敷きっぱなしの布団だとか
洗い物が溜まってるシンクだとか
ゴミの日に出し切れなかったペットポトルの袋とか


わたしと一緒に暮らしてたら
なんてことなく片付いていくあれこれが
生活に精一杯の2人には難しいのもわかるし 


2人ともまだまだ未成年で
経験も少なくて
失敗談もあったりで

そんな時

そばにいてあげられないこと
すぐに助けてあげられないことに
胸がぎゅーっとなるんです。



かたや、一緒に行ったソラ。

うちの5人の息子の中で
今、唯一手を繋いで歩ける存在。

そして思ったの。

手を繋げるって
どんなに安心なことなのか。


みんなが小さい頃はわからなかった。

そんな気持ちにすらなったことなかった。

手を繋がなきゃいけない子が何人もいて

わたしはお買い物すら大変で

だから、早くみんな大きくなってほしいと思っていたのを覚えてる。


早く

早く

手を離れてほしいと

ずっと思っていた。


でもね、もちろんね
その気持ちは間違いでもないし

子どもの自立していく姿は本当にかっこいいし

そこからたくさんの幸せな気持ちをもらっている。



でも、ソラと手を繋いでいると

ふと

手を繋いでいられるって
大切なことだなぁと感じたんですよね。


強く、強く。



そしてこの日は長男の20歳の誕生日でもありました。


長男が20歳になる日に
なんで長男のところでなく、次男・三男のところに行ってるの?といろんな人に突っ込まれたけど 笑


長男とは夜、電話で話しました。


長男がそんな気分だったのか
これまでの懺悔話をたくさんしてくれて意外でした。


特に中学生の頃のことが多くて

あの時あんなこと言ってしまって悪かったと思ってる、的な話でした。


ちょうど思春期でもあり
特にその頃、うち、一番貧乏してた頃で
たくさん我慢させていたんですよね。


で、長男ははっきり自分の気持ちを言う子だったので
どうしようもないとわかっていても
我慢できずに言っちゃったことを
後からずっと悔やんでいたようで。


私はといえば
言われても、覚えているようでほとんど覚えてなくて
そういえば、そんなこともあったよな〜〜くらいの出来事たち。

でも、言った本人は
とても気にしてくれてたんですね。


なんかそれもステキな夜になりました。



でも、感慨深いです。


親にならせてもらって
成人を迎えるというのは。


私も親として
子育てしながら、親として育ててもらっていたから
なんか、私にとっても成人式?笑


親として少しは完成形に近づいてるのかな?と
思えたりして。


あの子たちの親になれて
本当に幸せだとちょっと泣けました。