ムンバイからバンガルールへの機内で見えた朝日。
トランジットの疲れも吹き飛ぶような美しさと
これからいざ、インド上陸
そして始まる旅への祝福のように感じて
とても嬉しくなった。
空港に着いて、ミランさんがタクシーの交渉をしてくれた。
日本人が見えると、2倍くらいの価格を言われたりするらしく
わたしは見えないところにいる間に交渉してくれた。
なにやら
タクシーの手配もしてくれるし
現地でのガイドもしてくれるらしい。
車の手配は30分でできる
と言われたらしい…のだが^ ^
コーヒーを飲みながら、待つ。
初めて自分でオーダーしたコーヒー^ ^
そんな小さな【初めて】が旅ではうれしい。
そこから、待つこと、、、なんと2時間!!
もう遅すぎるから、べつのタクシー探そうか?となった頃に
ガイドさんが来た。
インドでの時間の洗礼、きたね!
本人(ガイドさん)曰く、
『インド人の5分は1時間』らしい!!
自分で言うなー笑
乗ったタクシーの車内には1代目サイババの写真が。
ミランさん曰く、この辺りは悪い人が少ない、と。
サイババの近くに住んでるかららしい。
ミランさんはヒンディー語がわかるので
ガイドさんとタクシーの運転手の会話を聞いていても
よかった、時間は大幅に遅れるけど
人の当たりはラッキーななんだな
そう思って
『ミランさんのおかげ』って御礼を言うと
ミランさんは
『神様のおかげ』
そう返した。
ネパールの方の信仰心はとても厚い。
ミランさんは中でもサイババが大好き。
自分の会社の名前も、サイババにちなんでつけているくらい。
サイババって
こっちに来て感じたのは
キリストとかに並ぶほどの高い魂の持ち主だった人間で
1代目がいて
上の写真の人は2代目で2011年に亡くなっているのだけど
3代目はすでにもうどこかに生まれているらしい。
サイババはいつ、どこで、生まれるか予言して亡くなるらしく
2代目はとても貧しい家に生まれて、15歳の時にサイババを、名乗り始めたらしいです。
そして肉体はなくなった今も
ここサイババの聖地プッタパルティ には
世界中から人々が巡礼を続けています。
つまりはわかりやすく言うと
その魂に付けられた名前で
わたしの理解ではバシャールとかエイブラハムとかみたいなものなんじゃないか、と。
あちらは宇宙の存在だけどね。
生きてる神様も宇宙の存在と同じみたいなもの。
※あとでミランさんに聞いたけど、サイババはシヴァ神が人間に生まれた姿なんだって。
とにかく
教えはとても似ているなぁと。
実は本を過去に買っていて
でも買ったものの読んでなくて
旅に持って来てすこし読み始めている。
サイババのアシュラムに入った時のことは、また後で。
素晴らしい時間だった。
ホテルもガイドさんが選んでくれた。
プッタパルティ でNo. 1のホテルと言われるサイタワーホテル。
日本の田舎のビジネスホテルより安い。
お湯も出て、エアコンも効いていて、綺麗。
インドに来たのだから、笑えるようなホテル滞在も面白いのだろうけど
若くもないし、快適に過ごせるのはうれしい。
早朝、機内食を食べたっきりだったので
ホテルのレストランへ。
またカレーだけど、飽きない^ ^
どれも美味しい。
というか、カレーの美味しい美味しくないがわからないw
ほら、日本でなら
煮物や味噌汁の美味しい美味しくないはわかるやんね。
ミランさんはわかるみたいだけど
わたしはわからない 笑笑
どれも感動的に美味しく感じる。
それから町の散歩。
見るもの全てが珍しく。
苦手だなぁと感じたのは
あちこちにいる物乞いの人たちと
クラクションだらけの交通。
ここでは車やバイクに乗ってる方がエライ。
ノーヘル
多いと4人乗り。
パパの股の間にちびっこ乗せて
後ろにママは横乗り、そしてベイビー抱っこ…みたいなのが普通。
大人の男性3人乗りバイク、とか。
人は歩いているとクラクション鳴らされまくるの。
道を横断するの、めちゃ怖い。
町のいたるところにサイババの写真。
プロマイド。
置き物。
この町にはインドでも珍しいくらい潤っていて治安が良いらしく
それはドネーションで潤っているからだという。
無料の宿泊所、無料の病院、無料の学校。
インドでは早くに旦那さんを亡くしたりした女性は行き場がなくなるらしいのだけど(女性蔑視もあるし)
そんな人はサイババのアシュラムでボランティアとして生活してたりするらしい。
初日は夕方の散歩から帰ったら
夕飯も食べずに部屋でゆっくり。
早めに寝た。
2日目の朝は4時起きで
サイババのアシュラムに入るのだ。