最近、あげまん道実践会のほうで
 
子育てのお悩みも続いていたので書いてみたいと思います^^
 
 
わたしは5人の子育てをするなかで
 
それはもうコントロールできない出来事だらけの中
 
自分がいかに小さな世界で生きていたのか?ということを知らされていきました。
 
 
「わたしの常識」がぜんぜん通用しない。
 
想定外のことばかり起こしてくれる。
 
 
わたしの世界は子どもたち5人掛り(+夫)にことどとく破壊されていったんですね。
 
今ではありがたいことだったと心から思っています。
 
 
でも当時は
 
ひとつひとつのことと戦っていましたから
 
そりゃ~しんどかったですよ。
 
 
そんなもみくちゃな生活の中で
 
いかに「楽に」「楽しく」過ごせるかを考えてきたときに
 
コントロールを手放す
 
ということを学んでいったのだと思います。
 
 
 
そうして、どんなに小さい子にでも選択する自由がある
 
というか
 
選択できる
 
という考えを元に子どもたちと過ごすと
 
とても具合のいいことがわかってきました。
 
 
これに気づけるまでは
 
小さな子はなにもわかってないから、親がしっかり道筋を教えてあげなくてはいけない
 
そして道筋を教えてあげられない親は失格の烙印を捺される
 
と、思っていたんですよねぇ。
 
 
結局は自分を守りたいだけだったというのも
 
とても恥ずかしい気づきでしたね^^
 
 
 
 
そこから、本人の意思を尊重する、ということを始めました。
 
 
親としてのオススメ事項は伝えるけど
 
最終決めるのは本人に、というスタンスに切り替え始めました。
 
 
最初は怖かったですよ。
 
子どもなんて楽なほう、楽しいほう、気持ちいいほう、ばっかり選ぶじゃん!って(笑)
これでよかったのに~
 
 
 
でもね、親の強制力でなにかをさせたとき
 
とても親子の間に「心地悪い」感情が流れました。
 
 
それはわたしが感じたい親子感の関係性ではなかったのです。
 
 
これ、おかしい。
 
そう気づき始めました。
 
 
本人に選ばせ、それに伴う結果(起こること)を本人に責任を取らせ始めたとき
 
わたしはさせなきゃいけない」から解放され始めたんです。
 
手放してみてわかったのは
 
母としていっぱいの「させなきゃ」を背負っていたんですよね~
 
 
 
 
 
最近のそんな例を。
 
二日前に6歳になった末っ子。
 
誕生日当日は明け方にいきなり吐いてから、食べ物を受け付けなかったのです。
 
バースデーディナーは彼のリクエストでピザとケーキの用意を前日からしていました。
 
でも、明らかにピザが食べられる状況ではない。
 
おうどんも用意して、本人に聞きました。
 
「ソラ~、今日なお誕生日のご飯、ピザとケーキ用意してるねんな。
でもな、ソラ、今日朝からげぇ吐いてるやろ?
今ソラのお腹は『食べ物要らん~って言うてるやん?だから、ピザみたいなもの食べたら、吐くと思うで。もし食べたいんやったら、おうどん用意してるし、おうどんやったらイケルかもしれへんなぁ。」
 
と伝えます。
 
でもソラは半べそかいて
 
「だって…誕生日はピザがいい~」
 
っていいますとも、はい。
 
しばらくは説得してみます。
 
「ソラ、わからんかもしれへんけど、ピザのチーズとかはお腹が元気なときは大丈夫やけど、しんどいときは難しいねんで。」
 
でも…
 
ずっとベソをかいてます。
 
 
そうなったら、もう体験してもらうしかないのです。
 
ソラはおまけに、コーラが飲みたいとまで言い出し
 
もうどうにでもなれ、と、それらを与えました。
 
ピザ
コーラ
 
やっぱり少ししか食べられず、しばらくして全部吐いてしまいました。
 
その後、お水をいっぱい欲しがったので
 
「冷たいお水より、お湯のほうがいいねんで。」
と教えて、白湯を飲ませましたが
 
それもしばらくして全部アウト。
 
 
それでケーキは明日にする、とやっと言ってくれました。
 
 
そして次の日
 
朝からケロっとして、一緒に神社に行ってきたのですが
 
夜、昨夜の残りのピザを食べさせていました。
 
そこにこの日ちょっと調子が悪くなった三男が横でうどんを食べ始めたときに
 
ソラが
 
「ソラ、うどん食べてなーい。」とべそ。
 
ここで、わたしの一言。
 
「ソラ、昨日、おかあがうどんにしたら?って言うたとき、食べへんかったやろ?
 今日、ハス(三男)はしんどいから、そのうどん食べてるねん。
 ソラ、おかあちゃんが言ったときに食べな、もうないねんで。」
 
 
こういうの、の、繰り返しなんです。
 
かわいそうだと思う気持ちもなくはないですが、そこはぐっと我慢。
 
 
 
自分で選んだことをしっかり体験して、そこから派生する出来事を受け止めていく。
 
 
だから、わたしは朝も起こさないし、宿題のチェックもしない。
 
朝食も作らない。
 
そもそも、学校にいくかどうかも、選んでいる。
 
朝は個々に自分で起きて
 
食べたいものを食べ
 
出かけていく、という
 
うちのスタイルが完成したんです。
 

本当に虐待まがいに子どもを叱っていたわたしが楽になる道のり
そんな子育て論についての講演会DVD
 
あげまん道DVD SHOPこちら
 
 
子育てでにつまっているすべてのママに見ていただきたい内容です。
 
ダイジェスト版はこちらから見れます^^