今日は朝から夕方までアルバイトでした。

 

ソラは保育園のはずだったのが

朝から行きたくないとグズるんです。

 

グズっても、なんやかんや言うてるうちに

行く気になってくれることはあるんだけど

今日は頑として行きたがらなくて。

 

この「頑として行きたがらない」とき

 

わたしは無理強いをしないようにしています。

 

 

理由はわからないけど

 

ソラの中になんらかの理由があるのだと思うから。

 

もしかしたら「ただゆっくりしたいだけ」なのかもしれない

 

「ゲームがしたい」とか「テレビを見てたい」とか

 

親からしたらありがたくない理由かもしれないけど

 

「頑として」の部分に、わからないなりに配慮してあげたいと思うのです。

 

 

その代わり

 

どんなに小さくとも

 

自分の決定に責任を持ってもらいます。

 

わたしは出かけるし

 

ひとりでご飯を食べたり、夕方まで時間をつぶすという責任を取ってもらうようにしています。

 

※次男はいるけどね。なんやかんや見てくれはするけど。

 

 

 

 

こういう考えになったきっかけがあって

 

長男が小3、次男が小1の夏休み

 

わたしは週に数回パン屋さんに出かけるのに

 

下の子らは保育園に預けられたけど、小学生だけのお留守番が心配だったから

 

学童に預ける手はずを整えていました。

 

当時通っていたお山の学校には学童はなかったので

 

ふもとの学校の学童に入れてもらえたんです。

 

 

そしてそこに数回預けてからだったと思います。

 

 

長男がとても神妙な顔で

 

「お母ちゃんあのな、お願いがあるねん」

 

と改まって言ってきました。

 

 

「あのな、学童行かずに、家で留守番させてくれへん?」

 

「どうして?」

 

「行くの嫌やねん。

 

 絶対に家から一歩もでーへんから、お願いやから、家で留守番させて。」

 

強い口調でそう言ったんです。

 

 

知らない子どもたちの中に、入ることや

 

学童の規律正しい生活(宿題の時間があったり、プールの時間があったり)

 

どうも慣れないみたいで、つらかったようなのです。

 

 

長男の言葉の

 

「家から一歩も出ないから」という決意が

 

胸に来ました。

 

 

わたしが怖いのは

 

助けてあげられないのに、なにか起きることで。

 

 

勝手に川遊びをしちゃって、溺れるとか

 

火遊びとか

 

怪我とか

 

そういうことで。

 

 

長男としっかりその辺りを話して

 

「絶対に、なにもしないから。」

 

そう言うので

 

彼らの気持ちを尊重してあげることにしました。

 

 

子どもたちにお留守番を任せるようになったのは

 

それがきっかけでした。

 

 

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今日の場合は

引きこもり~な次男はいるけど、朝は寝てたりするから

 

ソラがお腹すいたときのために

おにぎりとバナナ置いて出てきました。

 

一応、次男に「頼むね~」と声をかけて。

 

 

休憩中

 

電話したら、めちゃんこ元気な声で

 

『はいもちもち、小森でーす』

 

とソラが出てきた。

 

爆笑。

 

当然のようにお留守番して

 

当然のように受け答えしているのが、笑えて緩んだ。

 

 

用意したお昼ご飯も食べて

次男に手伝ってもらってゲームをしていたらしい。

 

 

子どもの意思を尊重していくということは

 

こんな綱渡りの連続だけど

 

その度に驚きと感動をもらってるんだなぁ。