あらためて今日あった四男の二分の一成人式のこと。



二分の一成人式は夫もお休みを取ってくれたので、一緒に行ってきました。

特に四男の行事には仕事で参加できなかったことの多い夫ですので

四男もうれしはずかしだったかもしれません。



子どもの側から手紙あり

親からはサプライズで手紙を出しておくってことでしたが

その前に、まぁ式典らしい挨拶とか、言葉とか、歌とかあるわけですけど

四男はヤンキーで照れ屋でやりたくないことは絶対にやらない子なので

そんな態度でおりました。



言いたくもないのに

言わせられるということが

とても嫌なんですよね。


そんな当たり前のこと

すら

疑問も抱かず

学校に行けば先生の言うとおりにしてきた「おりこう」なわたしなんて

大人になってからはとても生きにくかったので


逆に四男は

学校生活はとても生きにくそうですが

大人になったら、とっても自分軸のある素敵な人になりそうだと

ワクワクしてるんです✩





そして、わたしたちは手紙は用意して行きませんでした。


書こうと思えば書けたのですけど

その場で言葉を言う方が、スタイルとして好きだと思いましたので。


うちは転校生なので、一番最後で。


四男は「短いで^^」と言いながら、こんな手紙を。

「10年間育ててくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。」

でした。


シンプルでこの子らしい。

思いは言わなくてもわかるから。


そしてわたしも


「お母ちゃんも、けいじろうと同じで『やりたくないことはやらないお母ちゃん】なので、手紙は書いてきてません。

けいじろうが生まれたときは、男の子ばかり四人目であんまり記憶がありません。

おかあちゃんの荷物みたいに、背中とかお腹にいつもいたよ(笑)

けいじろうの記憶で一番古いかなと思うのが、保育園に入ったころで

保育園ではとても人気者になったのを覚えています。

家では喧嘩ばかりするこの子がどうして?と思ったら

特に下の子にはとても面倒見がよく優しいのだと、先生に教えてもらいました。

確かに、一番上のお兄ちゃんには泣かされても負け続けても、歯向かっていくのに

自分より小さな子にはとても優しい。

そんなところを、お母ちゃんは実はとても尊敬しています。

でも、家の中で

やりたくないことはやらないとか

兄弟喧嘩をしたときは

業務上怒るけどね。

そのまま大人になったら、とてもかっこいい人になるんじゃないかな?と思ってます。

以上」


みたいな、挨拶をしました。


夫も

「好きに生きていけ。

 やりたくないことは、やらんでいい。

 学校行きたくなかったら、行かなくていい。

 勉強したくなかったら、しなくていい。

 でも、人の邪魔だけはするな!」

と、大きな地声で言ってました(笑)



そう、ちょっと照れがそうさせたのだと思いますけど

ほかの女子の子が発表しているのを、茶化していた場面があったんです。

そのとき、夫はむっちゃ大きな舌打ちして

「人の邪魔はするな!」

って怒ってましたので。



子どもは子どもらしかったし

親は親らしかったと思います。


他の家庭の様子も

お手紙や、流す涙で垣間見れました。



どの子も、そのお家を選んで生まれてきた。


素敵な絆ばかりでした。