このブログには「お店作り」というテーマがあります。

古くから知ってくださっている人はご存知のように
わたしは夏まで住んでいた滋賀県の朽木という場所でリトリート施設をやっていました。

2013年春にオープンさせ、一年間はわたしは主催者として
気になる素敵な方を招いて、ワークショップを開いたり
新月や満月に合わせて、さまざまなお茶会を企画したりしていました。


そのちゃみの森は、もう語れば長く長くなるのではしょりますが
ものすごい想いを傾けて、自分たちでハーフセルフビルドした建物なんです。

4年かかりました。

その建物をたった2年で閉めることになるまでの、さまざまな想いや決心も
わたしと夫の中にあるんです。


そのちゃみの森の建物を、完全に崩すことに決めたのは、つい先日のことです。

これも話せば長くなるのではしょりますが、いろんなサインがあって決めたことです。


その解体作業が昨日から始まりました。

なので昨日夫とデートに行ってたのは、ちゃみの森の場所だったんです。

 

 

 

 





さよならしてきました。


とても晴れ晴れとした気持ちで。


借金して、苦労に苦労を重ねて4年もかけて建てた建物です。

壁もカーテンも証明もなにもかも、思いしか詰まってません。

ここに集ってくれた女性たちの輪から、わたしはあげまん道を生み出していきました。

琵琶湖を日本の子宮だとしたら、ここは琵琶湖源流の地。

つまり卵巣の部分でした。

ここで祈ったことが、宇宙に投げ出され、わたしはどんどん自分の道を見つけていきました。

わたしだけでなく、通ってくださった女性たちが

ときには笑い、ときには突っ伏して泣き

自分と向き合い、決意していった場所でした。

そんな場所を手放すことのできた自分に、本当に拍手を送りたい気持ちなんです。



そうして、お別れをしてきた昨日の今日。

来客がありました。

 

 

 

 

 

 




8月の引越しの一週間前に、地元で講演会を主催してくれた郁美ちゃんと

ちゃみの森での催しには必ず参加していたんじゃなかろうか?
というくらいの人
ちゃみの森をあちこちで口伝えしてくれた人、容子さんが来てくれたの。


正しくは、わたしは郁美ちゃんから連絡をもらっていたのです。

「ちゃみさんに渡したいものがあるから、お家までもってイカせてください。」って。


わたし本来なら、家まで来る必要はないことだし、送ってもらうと思うんですけど

郁美ちゃんだから、OKしました。


わたしが変わったことをしていたものだから、朽木では浮きまくっているのに

郁美ちゃんだけちゃみの森に足を運んでくれたという勇気とか

そのうえ、引越し直前に地元で講演会の主催をしてくれたこととか

並々ならぬ想いを持っていた人だったので^^



そう、わたしあまりお仕事でなく人を家にあげたくないって本音があるんです笑

やな感じを承知で書くと、わたしに会いたいという人はわたしからなにかを欲しい人です。

それは情報とか知識とかセッションとか
なにかが必ず欲しいんです。

そしてわたしは今立場的に、対等に会える人があまりいなくなりました。

そう友達いないんです^^

だから会う機会を作るときは、お金を発生させています。

わたしが不器用なだけかもしれないのですけど、今はとても無理で
対等でないとめちゃくちゃ後で消耗するからなんです。



だけど、郁美ちゃんの訪問を断らなかったのは、それだけ彼女を信頼しているし、わたしも喜んでいるということです。

 

 

 

 


話が逸れましたが

彼女が「渡したいものがある」

それは会って受け取るべき価値のあるものだって思えたんです。



そして、それはまさしくそうでした。


郁美ちゃんが玄関に来て笑顔で

「お届けものがありますー。」って言って、外に出て行ったんですよ。

「あれ?これはだれか連れてきているな」

で、すぐに思いついた人。

それが容子さん。いや、なかてぃって呼んだほうが知ってる人が多いね。



なかてぃが、なにやら大きな冊子を持っていて、わたしの前まで来て、なにかを読み上げ始めました。

 

 

 



もうちょっと泣いてます。

なかてぃの顔を見たとたん、泣き出してしまってます。

 

 

 

 

 


 

 

 




読み上げられた文章はこちら

 

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昨日の今日です。

じつはなんて表現していいかわからなくて、ちゃみの森を解体することをブログに書けないまま
夫とのデートで濁していた。

ひっそり、お別れをしてきた、その今日。

わたしがいなくなった後に、毎月一回、朽木の自宅で集いを開催してくれている
郁美ちゃんと、そのサポーターのなかてぃが訪れて

まさかの感謝状をもらうなんて。。。


宇宙ってなんて優しい。。。



地元への想いは強くあります。

引いて見られてたからこそ、なにも残せなかったんじゃないか?ってところの
ラストにちゃんと想いを引き継いで、広げてくれる人が現れたこと。

想いは結果を気にせずに、出し切ればいいんだって。

天は見捨てないんだって。

いや、天なんかに見捨てられてても、この自分という「神」が見捨てなければいいんです。



だけど、すべてが繋がって、この感謝状に込められていて
もう、泣くしかできなかったんです。


そして、ペラペラとめくっていくと

最初のほうは、8月の講演会の参加者さまからのメッセージ集だったんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

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これもとても嬉しいもの。

とても嬉しいです。

嬉しいには限りないのだけど、だいたいどこの講演会でも頂いているものなので
わたしもちょっと慣れっこです。



そうしたら後半部分に

なんとなんと…


ちゃみの森に深く関わってくださった方からのメッセージ集があったんです。



なかてぃと同じレベルで足繁く、ちゃみの森に通ってくれた女性たち。

あそこでたくさん語り合った仲間。

一緒にお仕事した人。


そんな中になんとなんと…



子宮委員長はるちゃんからの直筆メッセージがあったんです!!


それを見たとたんのわたし。


腰を抜かしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




天を仰いで2回目の号泣。
 

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わかる?

わかんないよね?



わたしがはるちゃんにどんな想いを持っているか?



このはるちゃんからの最後の二文。

「またどこかで会いましょうね! 会えますよね!」



この意味がわたしにはわかるから、

これははるちゃんとした約束だから

だから、わたしは簡単にはるちゃんに会わないし、一人で歩む道を決めましたから。


はるちゃんの文章を見て、こみ上げてきた涙を味わいながら

わたしからはるちゃんへの想いを再確認しました。


年齢は真逆だけど、わたしははるちゃんに「母」を見ているんだわ。

彼女に認められるようになりたい、が、すごくあるんだわ。



この気持ちを表出できただけでも、ものすごく楽になったんです。


はるちゃんがどんどん手の届かない人になっていくのを、複雑な想いで見ていたけれど

「認めてほしかった」があったなんて。

笑っちゃうけど、本当の話。


そしてわたしはやっぱりはるちゃんと約束した夢を叶えると決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ビルケンと靴下が家っぽくて恥ずかしいし、泣いてる顔めっちゃぶさいく。

でも、記録として、出します(笑)


ずっと読みながら泣いてます。


中には、ちゃみの森のご飯を作ってくれていたみゆきちゃんや、お話会をしてもらってたくさん刺激をもらったユミエちゃん、その長男くん



 

 

 

 

 


泣きやめませんよ。これ。

今のわたしが詰まってるんです。


Aさんに出会い、はるちゃんに出会い

今のあげまん道のちゃみがあります。



そのご縁をつないでくれた場所が、日本の卵巣ちゃみの森でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

締めくくりとは、こんなに感動ものなんですね。




わたし、なんとなくだけど、自分が死ぬときはこんな感じのも~っと大きな喜びの中にいるんだろうと想像しちゃいました。


 

 

 

 

 

 


ありがとう。



わたしは本当に幸せ者です。



ありがとう。



ここでまた始まる。



わたしは今日受け取った喜び以上のものを、またここの土地で循環させていくんだなぁ。



もっともっと大切にできるわたしになったから


未来にはもっと怖いくらいの幸せが待っているんだなぁ。



幸せです。


今日の日をありがとう。



ちゃみの森に関わってくださったみなさま

ご紹介しきれないけれど

本当にありがとうございました。



ちゃみの森は今月いっぱいで取り壊しになることになりました。


だけど、想い出はずっと消えないから