※2014年6月の人気記事再アップしています。
 8月の子育て論講演会に向けて、加速させていきます。



一度思い切ってーーーー☆

わたし流の子育て論を書いてみたいと思います。

現在中3~3歳までの5人の男の子がいます。

わたしがやっとたどり着いたのは、その現在3歳の末っ子の子育てでです。

えらそうなことは、全然言えません(笑)



ここでも何度か書いているかと思うけど

わたしはヒステリー母ちゃんだったし
虐待まがいに叩いてしまった過去もあります。

そんな中で、気づいていったいろいろを
最後の子で完成できたって感じなのです。


あくまでも「ちゃみ流」です☆

何かのご参考になれば、と。

ちょっと先輩風吹かせて、思うままに書いていってみたいって思います。



ここ数日、こんな言葉が浮かんでくるのです。

「子育てに一生懸命になるなんて、バカのすることだ」

…ドキドキしますわ。

言葉の意味はわたしは、わかるのです。

そこ、どうしてなのか、紐解いていきますね。





「三つ子の魂百まで」って言いますよね。

3歳までの関わりで、死ぬまでの人生の質を決めちゃう、みたいな意味?

だから、3歳神話みたいなものが、世に溢れております。


3歳までは母親がべったり一緒にいてあげる必要がある、という風な捉え方をされている方が多いと思います。
かくいうわたしも、そんな風に思っていました。

ある意味、これ、緊張しますっ

どうしよう。。。
わたしの子育てがこの子の人生先々まで決めちゃうんだって。


イライラしても
手に負えないと思うときも
どうしていいのかわからないときも

どんなときも、母親に全責任がかかっているみたいな。

かなりのプレッシャーじゃないでしょうか?



でもね、今はそういうことじゃあ、ないなって、感じてます。

一番いいのは、たしかにね、
産んだ母親が一緒にいれたほうがいいと思うんです。

だって、おっぱい出るのは産んだ人だし
サヌキ・アワでいうとね
アワは「ありのままを受け入れる」ことが得意です。


それに内的感覚に優れていますから
赤ちゃんのノイズとも言える言葉にならないメッセージを受け取る能力が女性のほうが高いのです。


だから、それが一番なのは間違いないと思うのですけど
それより何より、大事なのは

目の前に展開していく人生を、体ごと思いっきり
キラキラした目で体験させてあげること、って思ってます。





3歳児くらいまでは、アップタイムで生きていると言われています。

アップタイムというのは、「そのとき、そのとき」で生きているんです。

常に今、っていうことです。

さっき泣いてたら、すぐに泣き止んでケロっと笑うとかって
この年頃の子にとっては当たり前のこと。

過去にしばられないからなんです。


反対に6歳くらいからは、もうほぼダウンタイムで生きているそうなんです。

ダウンタイムとは過去に縛られながら生きているということ。

今を生きながら、昨日のお母さん、昨日のお友達の記憶をしっかり持ち
そのデータを盛り込みながら、今を見ているっていうことなんです。



で、アップタイムで生きている3歳くらいまでの子に
体いっぱい、この世はすばらしいんだよ、楽しいんだよ、遊んだらいいんだよってメッセージを伝え続けることなのかなって思ってます。


だから、わたしは「ダメ」を最小限に言うように気をつけていました。


小さい子は、とにかく見るものすべてが新鮮で
興味津津で
親からしたら、「危ないよー」ってことをするんです。


親の務めとして、危険なことから守ってあげないとって絶対思ってしまうんですけど
わたしはその「危ない」を
命の危険性があること」以外はOK出していったんです。


階段を上ったり、降りたりすることも
段差に初挑戦するときも
包丁に興味を持ったときも
熱いもののそばに寄ったときも

「危ないっ!ダメよ!」って言う前にひと呼吸置いて

「これで死ぬか?」と問いかけました。



なら、ほとんどのことは死なないのです(笑)

怪我はします。

でも、怪我しても、治るでしょ♪




そうできたのは、もちろん上の子達の子育てでの経験が大きかったです。

子供は「自分の力量を知っている」という信頼がすでにあったんです。

ちゃんと見守っていると、とんでもない危ないことはしないんです。

できそうなことしか挑戦しないんです。

すごいですよ☆


で、この「ダメ」を最小限で済ませた子育てで何が起こったかというと

本当にダメなときに、すぐに伝わるということなんです。

普段から「ダメ」を言われていないから
わたしが声を太くして、「ダメ」って一言言うと、すっと止めてくれるということがわかりました。


これ、楽でした。

だって怒ったり、言い聞かせたりって、本当に疲れるじゃないですか?


そして、小さいだけで
ちゃんと子供たちは「わきまえている」ということ
「選ぶ力がある」ということが、すごく見え始めるんですよね。


親だから

大人だからって

何もすべてを見張ってコントロールする必要なんてないってことが、わかり始めます。




これ、最高な信頼関係です。

だからね、末っ子は人生を怖いものだと思っていないのです。


上の子たちは、3歳くらいになると「人見知り」とかしました。

家の中と、外とで、態度が違うってことがありました。

人って怖い、そう思わせてしまっていたんですね。

人生って怖い、だって、楽しくて挑戦したことを
突然怒られたり、止められたりするんですから。




でも、末っ子は違います。

人を怖いと思っていないんです。

人って、あたたかで優しくて、関わると楽しいものって基本的に思っています。


だから、人見知りしないし

誰の前でも家と同じふるまいができるし

何より、その満たされたエネルギーは周りの人をも巻き込んで

幸せな気持ちにさせるの。



わたしたちのほとんどは、人を怖いと思っています。

「三つ子の魂百まで」の3歳までに

「人は怖い」と思わせてしまうことは、後の人生を生きにくくさせます。


でも、この時期に「人っていいな」って思ってもらえたなら

この先、もちろんいろいろな経験があるのですけど

もちろん、嫌な人にも出会っていくのですけど

基本のところで「人っていいな」って思っているのは、何よりの強みじゃないかなって思うんです。


わたし、5人目でやっと成功しました(笑)

遅かったですが^^


これがちゃみ流「三つ子の魂」です。

次は、もっと大きくなってきた子とのこと、書いていこうと思います♪







今後こちらで聞けます。


8月8日  鳥取

8月11日  滋賀

8月30日  広島

9月29日  横浜

10月12日  大阪

10月28日  群馬

11月1日  熊本

12月27日  三重

1月11日  埼玉




どこかの土地でお会いしましょう~♪



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