今週に入ってから、次男は毎日学校に通っています。



その理由は、卒業式のため。



次男は今学校で一人きりの5年生。


そして複式学級のため同じクラスで学んでいる大ちゃんという一人きりの6年生がいます。

(山奥の小学校なので全校生徒8人なんです)



次男と大ちゃんとは、うちがこちらに引越ししてきてすぐに

同じバスで保育園に通った仲で

次男にとってはとても思い入れのあるお友達なのです。


初めての登園で不安な中、近所の大ちゃんがいてくれてどんなに安心だったでしょう。


大ちゃんと友達になったエピソード


どっちがどう話しかけてきて、そしてどうやって友達になったのか、とか


よく私は次男の口から聞いています。



その大ちゃんが、ついに小学校卒業。


次男が不登校になっても

理由を追求することもなく、静かに見守ってくれていた大ちゃん。


学校の先生と機会があるたびに、誘ってくれていた大ちゃん。


先日うちに泊まりに来てくれて、夜中次男と学校の話を語りあっていた大ちゃん。


本当に大親友なのです。



学校には行きたくないのだけど

その大ちゃんの卒業式だけは、最上級生としてちゃんと送りたい、

そういう気持ちが強くあるみたいなのです。



だから先生から教えてもらって卒業式の練習をする時間だけ

登校しているのです。




卒業遠足、みたいなものには行かないのですけどね。


普通の子なら、遠足のほうが行きたいのでは?って思うのだけど

次男ってそうじゃないのです。



行くと言ったらちゃんと行ってます。


そして帰ってきても、スッキリとしたいい表情をしています。


やっぱりお友達と会えて

いろんな活動をして


私としては短絡的に


これなら、学校戻れるんじゃないか?って

学校行っているほうが楽しいのじゃない?って


思ってしまうのだけど


本人は「卒業式が終わったら、全然学校に行く気がしない」と言う。。。



彼の中で割り切れた気持ちがあるのだろうなって思う。


自分でこれだけは行くと決めて


それに添って行動できていて私はえらいなぁと思います。



卒業式では、いろんな意味で泣いてしまいそう。


友情っていいな。





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