少し前、夫にこんなことを言われた。


「これから、いい意味で天狗になりや。この意味わかるか?」



どんな状況でこれを言われたかというと


ずっと半年くらい、夫にいい服を買えと勧められていて


でも、ローンいっぱいまだあるし


ずっと子育てしていて「汚れてもいいもの」を基準に選んでいたりしたから


いい服って言われても、全然手が伸びなかった。



けど、最近


こうして「ちゃみの森のちゃみさん」させてもらっていて


いい服も欲しいなぁと思うことが度々あるようになった。



それで、先日思い切って


本当に欲しいと思えたお洋服を、ン万円かかったけど購入することができたのです。



そう、「できた」という表現がぴったりなくらい


わたしには高い高いハードルだったのです。



「できた」とき、湧き出てきたのは


これまで感じたことのないくらいの感動・喜び。


その服に袖を通したら


いいお洋服のよさがカラダに染み渡る。


これを着ていたら、そりゃ~気分も違うわ、と。



何か、もう戻りたくないような世界に一歩足を踏み入れたような瞬間でした。



購入して夫に「幸せすぎる~」とメールしたら


上記の言葉が返ってきたのでした。



わたしは、すぐに「うん、分かるよ」と返事をしたけれど


言葉で説明することは、できない。


感覚的には掴めたのだけど。



その言葉の意味をなんだか日々噛みしめているように


味わっています。



最近、ありがたいことに


いろんなお客様から喜んでもらっていて


信じられない気持ちになることがあります。


たくさんのメールやメッセージをいただきながら


「愛されている」と感じます。



それだけ、私は愛したのでしょうか?


自信がありません。



自信のなさの分、まだまだやっていけそうです。



最近、家族からも「愛されている」なぁと感じます。


いえ、ずっと愛されてきていたのでしょうけど


わたしの受け取る器が拡がっているのだと思います。



長男は、本当に私といっぱい話したいようです。


中学校でのこと、音楽のこと、昔のこと


まだまだ認めてあげたいです、彼のこと。


足りるまで、ずっと。



次男は私のタイミングを見計らって


いつも「紅茶いれよか?」と聞いてくれます。


私が疲れてないか


休憩したいタイミングではないか


そんなことを見計らっていてくれるのが、うれしすぎます。



三男はそっと


そう、いつもそっと料理を手伝いに来てくれます。


そして、そっとソラの面倒を見てくれています。



四男はまだ甘えたい盛り。


それを許せる私になりました。


一緒のお布団に入って、「お母、だいしゅき」なんて、まとわりついてきます。


そういうことできる余裕を、前は持ってなかったのだなぁ。



夫はよく電話をくれるようになりました。


「今日から『風と土』やったなぁ。

冷蔵庫の甘いの、それのために買っておいたやつやし、食べや」って。


夫も京都の観光シーズン


お休みも取れないくらい忙しいのに。


私は毎日先に寝ているダメダメ妻で


掃除もできてないことがあるし


洗濯ものも、たたんでいない山の中から探して着てもらってたりするのに


もっと頑張っていたときのほうが、うまく愛されてなかったよ。



家族にとって


本当に頑張ることよりも


母が、妻が、笑っていることのほうが


どんなに愛し愛される理由になれるのか


身に沁みてわかります。



最近毎日


家族からも、お客様からも


「愛されてるなぁ。愛されているなぁ」と感じています。



あ、天狗の話だった。



そう


いい意味で天狗。



その意味を「愛される」というところで


感じてみたりしています。



こんな意味深な言葉をくれる夫に感謝です☆



いつもご訪問いただきありがとうございます☆



そんなあなたに

たくさんの幸せが降り注ぎますように☆