★2014年2月の過去記事再アップです。こんなことあったんだなぁと忘れてて、読んで最後の四男の言葉に泣いてしまった…★

 

 

昨日の学校帰りに、四男くん(2年生)が

先生からお釣り6千円の入った封筒を渡されたのです。

 

先生は「ランドセルに入れる」ように言ったそうなのですが

四男はそれをちゃんと聞かず

6枚の千円札が入った封筒を手に持ったまま

 

あっちで雪すべり

こっちの雪山には上り

 

帰ってきたときには、封筒の中は空っぽでした(泣

 

学校にも電話し

先生も加わってくれて

帰宅路の雪をどけつつ探しましたが、一枚も見つかりませんでした。

 

ちょうど除雪車が通ったような後もあり

除雪車に巻き込まれてしまっていたのなら

もう不可能だろうけど

 

それでもしっかり探したくて

そんな積み上げられた雪も崩しながら探しました。

 

先生にはお礼をいい、帰っていただいて

2時間近く探したかな?

四男と、付き合ってくれた次男と三人で。

 

ちょうどね、昨日も駐車していた軽トラックのフロントガラスが

割れていたという事件がありました。

ただ停めていただけなのに、石か何かが強くぶつかったように割れたいた。

 

他にも停めている車があるのに

なんで家の車がなったんだろうって。

 

夫とわたしは凹んでいました。

 

その次の日に、またふいにお金が飛んでいくようなことがあり

さすがに悲しくなりました。

 

探しながら

ちゃんと四男にも注意しました。

「どうしてランドセルに入れなかったのか。

 お父もお母も一生懸命働いて、6千円は大きなお金なんや」ということを。

 

今、ちゃんと感情をしっかり感じきることをしているから

わたしに巻き起こっている感情を子供たちにも伝えました。

 

昨日、言ってなかったけど軽トラの窓が割れていたこと

ただ停めてただけなのに、なんで家の車が…と悔しいこと

お父もお母もこんなに頑張ってるのになぁと悲しいこと

8万円(ガラス代が)もあったら、みんなでちょっと旅行に行けるやん

それが悔しくて悔しくてたまらないということ

 

話しているうちに落ち着いてきて

 

だけど、お金は巡っているということ

例えば、銭撒き (→村の行事) のときなんて

投げられるお金を拾っているだけで家族で一万円も得るんだし

8万円を旅行に使うのと、車の修理代に使うのと

お金というものが誰かのところに旅立ったという面では

同じだということ

 

お金ってそういうものだ。

ただ、入っては出て行く

流れみたいなものだと。

 

子供に話しているうちに

無くした四男にもどんどん実感が湧いてきたようで

最初は遊びながら探していた子が本気になってきました。

 

どんどん悔しくなってきたようです。

 

怒ったように雪をどけながら、探し始めてくれました。

 

次男は得意の霊視?(笑

三ヶ所くらい、赤く光っているという場所があるので

そこを重点的に探しましたが、なかったです。

 

次男からお金に関して

すごく大切なエッセンスの詰まった

「あの世」での話を聞くこともできました。

 

その話は唸るしかないような内容でした。

 

この話を聞けたことも今回のギフトでしょう。

 

この6千円だって

ただ入ってきて出て行ったというだけのこと。

何かを買ったとか

ただ無くしたとか

そこにこだわるのでなく

ただ、流れていったということで受け取ってみよう。

 

自分の中をまとめるかのように

なんどもお金の流れというものを感じていました。

 

結局なく

暗くなってきたので

あきらめて帰りました。

 

探すという行為をし尽くしたから

四男に対する怒りももちろんなく

がっかり感もないといえば嘘だけど、ちゃんとさよなら出来た気がしました。

 

四男は家に帰ると自分のおこづかいを全部広げて

「お母、ここから好きなだけ取って」と目をうるうるさせて言いました。

 

わたしは

「そんなんええんや。そこからは取らん。」

「もうええねん。大丈夫やから。またお父とお母が頑張ったらすぐに入ってくるから」

そう話しました。

四男は言いました。

「けいじろうな、お金探しながら

 この家に生まれてこーへんかったらよかったって思った」と言うのです。

わたしは驚いて「なんで?」って聞くと

「だって、お母ちゃんのことこんなに困らせてしまうから」って。

 

そんなこと思わなくてもいい。

そこまで思わなくていい。

 

ちゃんと愛情を伝えました。

せつないほどに、子供ってそんなこと思うのだなぁ。

 

前なら

わたしが感情を全部伝えてしまったからだ、とか

少なからず自分を責めていたと思うのですが

それはなく

それはしないわたしになったので

 

ちゃんとわたしに出てくる感情と、息子の感情と

どちらも大事にできたと思います。

 

寝る前に、四男がこんなことを言ってくれました。

 

「ワシ、大人になったらお母ちゃんみたいな人になるわ。」

「どんな?」と聞くと

「嫌なことがあってもな、すぐに忘れる人になる」

 

そう言ってくれました。

 

 

は~

でも、この二日間しんどかった。

 

内側にしっかり入ろうと決めた日から

いろいろいろいろな感情が出てきている。

 

しんどいけど

蓋をして溜めていた感情さんたちだから

決意を知って、「よっしゃー」という感じで

協力してくれているのがわかるから

 

ちょっとしばらく本当に

潜ってみようと思います。