シドニーに行く前から母が具合が悪いと聞き、心配しながら行ったが。

その後1ヶ月食欲がでなくて2週間あまりで5kgも体重が減ったと聞き

シドニーから帰ってすぐにでも飛んで帰りたかったけど

シドニーから帰ってからは毎日 日曜以外は休みなしで

仕事がハードでなかなか帰れなかった。

家にいるより職場にいる時間の方が長いのでは・?というほど・・あせる


ようやっとシルバーウイークには連続で休みが取れたので行って来た。

母は元気になってたが足腰が弱くなってから外出をしなくなった父の

認知症とまでいかいのかもしれないが

頭の回路がまるで回ってない。。

娘や孫の名前すら出てこない。。


自分の名前の漢字が書けない。。。

これには危機感を覚えた

前から少し物覚えが悪くなってたとは感じてたけど。。


父は語学が堪能で英語。スペイン語は日本語並みに話せる。。。話せた。。

その他にイタリア語、ドイツ語、ポルトガル語、中国語、ロシア語は

ある程度会話になる。

それが寝言でも時たま英語やスペイン語が出てた人がまるで会話ができなくなってい

た。。

前回6月に来た時に去年歌いに行った老後施設でまたオファーがあった時のために

何曲か宿題を置いて行った。

今回のテーマはアラウン・ド・ザワールドと勝手に私が決めてw

曲はフランス語で歌う《枯葉》 日本の歌 《ふるさと》

フィリピンの歌《ダヒルサヨ》 ロシアの民謡《アムール川のほとり》

英語で歌う 《峠の我が家》

を宿題にして私の伴奏と父とで即興で歌った曲をCDに作って置いてきてた。


今回は風邪を引いていると言って一回だけ合わせた程度で特に峠の我が家のみ

合わせて見た。

喉が痛いというので5回ほど合わせてみた。

なんせ耳が遠いのと思考回路がつながらないので歌は無理かと思ったが

歌い始めるとだんだん血色も良くなり・最初は楽譜に書いた歌詞も指で

なぞりつつ歌ってたのが最後は暗唱もできるほどにラブラブ

普段はラテンの曲を歌うのに慣れているのであえて他の国の歌詞の歌を選曲した

体力もないので長時間の練習は無理と見て1時間ほどしか合わせることができなかった



歌い始めて4回ほどのものを試しに録音してみたもの。

楽譜も歌詞のみでぶっつけ本番もいいとこw


でも とてもそれまでは娘の名前も孫の名前も出てこない老人には思えないほどの

出来だと思い、記念にここに載せることにした


ハモりも最初はグダグタだったが4回目にしてまあまあの出来

私も父の音程取りに一役買おうと思って練習不足だけどこの曲だけには参加した

耳の悪い父に聞こえるよう声を張り上げての歌www

我慢してお聞きください

あと何回こうやって父と歌えるのかと考えると歌っている最中涙が出そうだったけど

そこはぐっとこらえて歌ってみた。

バックの景色は今回行ったシドニーのワイナリーの美しい牧歌的な景色を選んで音譜

歌の前後の花は我が家の花ですラブラブ






滞在中は両親ともに歩くのが困難なので一人で近くのデパートに二人に頼まれたものを


買い出しに行ったりして(自分もウインドウショッピングを楽しんだけどw)

昼は一人で関西のうどん屋さんに音譜





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夜はパンとチーズでワインを音譜

帰る前の日は実家の近くのカニ工房という蟹料理やさんに音譜


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懐石風に蟹が出てきて実家に帰った時は時たま寄る。

この日は妹の車で母と妹、姪っ子とランチを。

父は歩けないのでお留守番。


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焼きガニも出て、その後は天ぷらとお寿司も出た音譜



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夕飯は父にはカニの足だけ買ってきて焼いて出してあげたラブラブ



こんなに急に物忘れがはげしくなるとは。。びっくりで前回きた時より遥かに進んでる。。。

私が来ると音楽療法で随分元気になるという母の言葉を信じてなるべく仕事の合間を

縫って訪問してあげないと。。と思っている。

近く住んでいる妹もいるが一人で仕事もあるのに毎日両親をお世話をするのにも

限界があると思うし たまに毛色の違ったものが行ってこうやって 刺激を与えるのは

父にとってはいいことかとも思い、なるべく行ってあげるようにしようと思った。