木曜と金曜日に続けてMちゃんの友人親子が遊びにくることになっていた。
金曜日に来るMちゃんの友人は私のピグともでもあるHさん。何か食べたいもののリクエストはあるか
聞いたら、1月に来た時に作ったオッソブッコのブログを見て、それを食べてみたいとこのこと。
リクエストがあると作り甲斐があってうれしい
前日のガーデンとシティに行った帰りに子供達は車の中で寝てしまったので、
Mちゃんは車で待機。私は一人で肉屋さん。中国人が経営していてこっちでは豚肉がとても匂いがきつく、
閉口するのだが、ここのお肉はどれを買ってもおいしい。
入ってみると、オッソブッコとテールが少ししかなく、もっとないのか聞いてみると、
奥からいいのを出してきてくれて、テールはその場で切ってくれた。
2日分でオッソブッコ5個とテールを10個(テールは切り身が小さい)それで合わせて25ドル
日本では考えられない値段
その他の材料もあちこち八百屋さんやイタリアンデリなど走り回って買い物した。
ここでの買い物は色んな新発見があって楽しい
帰ってすぐに赤ワインに漬け込んだオッソブッコとテール。
オッソ(骨)ぶっこ(穴)という名のとおり、肉の真ん中に大きな骨が。
小麦粉をまぶしてフライパンで両面焦げ目を入れる。
その間、横では圧力鍋に香味野菜としてセロリとにんじん、たまねぎをオリーブ油で炒めておく。
肉に焼き目がついたらすべて圧力鍋に移して赤ワインをたっぷり入れ、今回は少し甘みを足す意味で
日本酒も少し足し、トマトの水煮缶を入れて煮込む。
ローリエがなかったのでイタリアンハーブを入れた。塩コショウガーリックも入れる。
50分ほど圧力鍋で煮た。その間、子供達をお風呂に入れる手伝をしたり、
鍋をかけっぱなしでもよいのであまり手間はかからない
ここまでが前日の煮込み作業。木曜の当日朝には味がしみこんで美味しくなっている
朝今度は中に入れるニンジンとたまねぎを足す。仕上げにマッシュルームを入れる。
ここで味見をする。甘みが少し足りないので、今回はトマトケチャップを少し足し、
砂糖をほんの少々入れた。デミグラスソースのさっぱりしたような味に仕上がった
11時には来客が来て、L君と同じ年の男の子もいるので、
お子様にはやはり、前日Mちゃんが作った豚の角煮と大根の煮たものも添えて、
日本から持って行ったドラえもんのふりかけも・・
大人のメニュー。
地中海風サラダ、
マッシュルームとズッキーニのオリーブ油炒め
フェットチーネにパルメジャーノを絡めたものも添えて。子供もいるので、チリの代わりに
パプリカを入れた。
オッソブッコはとろとろに。テールはぷるんと
昼間っから赤ワインも・・
みんな喜んで食べてくれて、その時に聞いた話だが、数年前まではもっとオッソブッコの
値段が安かったそうだが料理家が一度オッソブッコの作り方をTVで放送したら人気になって
これでも値段が高騰したそうな
来客との話もすごく楽しく、時間がたつのも忘れてしまうほど
そして、次の日のお客さんであるHさん、せっかくリクエストをしてくれたのに、
お子さんの風邪がひどく、キャンセルに・・。また次回チャンスがあれば会うことにした。