前にTVで見ていたNHKの番組でシドニー郊外で生産されているプライムハードという
小麦粉が、あるラーメン屋さんのご指定の小麦粉だそうで、かんすいをつかわなくても
腰のある麺が作れるという事で原価が高いが、わざわざ取り寄せて使っているという。
なんでも生産者もグルテン値をはかったりして、どんなのが日本でうけるのか
相当長い年月研究しているぐらい熱心に 日本向けに好まれる物を作っているとのこと。
前回、うどん作りをしてみた時は、中力粉が手に入りにくいというので 日進のうどんの小麦粉と言う物を買って 持って行って1回目はうどんを作ったが、
色々ネットで調べてみると、日本の讃岐うどんの店によっては
やはりわざわざオーストラリア産の小麦粉を輸入して使っているという記事を
発見した。
シドニーで普通に売っているプレーンフラワーと言う小麦粉はもともと中力粉
で 薄力粉のほうが手にはいりにくいのだそうだ。
今回もうどんを作って食べてみた。今回は日本からは小麦粉を持って行かず
に、オーストラリア産の小麦粉を 使った。
作り方は簡単 小麦粉300gに水145ml・塩小さじ1杯を入れて
こねる。
生地がまとまったらお米を入れてある袋(これが丈夫でいい♪)
に入れて10分ほど踏む。
その生地30分以上寝かせてもう一度こねる。10分置いたら
麺棒でのばす。
そして均等に切る。これがむずかしい
下の写真は前回比べた時の写真。
左が日本の小麦粉で作った麺。
右がオーストラリア産の小麦粉で作った麺・
どっちの小麦粉がおいしいか試してみた( ´艸`)
同じ分量で作ったが、小麦粉の色がちがうのがよくわかる。
水分を同じ量にしたつもりだが、日本産のほうが腰があるような気がした。
薄力粉と強力粉の配分が違うせいか?オーストラリア産のほうが
表面がざらざらしている。でも味比べしてみなければ、ぜんぜんオーストラリ
ア産でもいける
これからはわざわざ日本の小麦粉を持参して持っていかなくてもいいことが判明

そしていつでもおいしい讃岐うどん並のうどんが食べれるので、何回か作って食べた


金糸卵と冷たいつゆで食べるうどん

天ぷらうどん


チーズケーキも作ってみたが、生地の下のタルト生地のところが日本で作った
ときよりカリカリしておいいしく出来上がった


日本では薄力粉だけで作るのでもっと上の部分は膨らむのだが、
こちらの小麦粉は中力粉に近いので重いのであろう。

上の部分の膨らみが足りないが、下のタルトの部分がおいしい

その代わり、何度もデコレーションケーキに挑戦したが、それだけはうまく膨
らまなくて、何回も失敗した
ケーキはともかく、味しいうどんがいつでも食べるのは日本人としてはありが
たい事で、
また次回もまた挑戦してみたいと思う
余談だが・・シドニー郊外で生産されているプライムハードという小麦粉が、あるラー
メン屋さんのご指定の小麦粉だそうで、かんすいをつかわなくても腰のある麺が作れ
るという事で原価が高いが、わざわざ取り寄せて使っているという。
なんでも生産者もグルテン値をはかったりして、どんなのが日本でうけるのか
相当長い年月研究しているぐらい熱心に 日本向けに好まれる物を作っているとのこ
と。ラーメンにプライムハードという小麦粉で作るのがブームになったのは美味しんぼ
うというグルメ漫画でラーメンにその小麦粉を使うとおいしいと書かれてからだそう
で、ちなみに美味しんぼの作者は現在シドニーに住んでいるんだそうだ。