ENHYPENが11月19、20日にファンミーティング「2021 ENHYPEN [EN-CONNECT: COMPANION]」を開催。この記事では19日公演の模様をレポートする。
2020年11月30日に1stミニアルバム「BORDER : DAY ONE」でデビューしたENHYPEN。「EN-CONNECT: COMPANION」はデビュー1周年を記念したイベントで、19日公演は2月に開催したファンミーティング「2021 ENHYPEN FANMEETING <EN-CONNECT>」以来9カ月ぶりにENHYPENがENGENE(ENHYPENファンの呼称)と対面する機会となった。

オープニング映像が流れたあと、ステージには7つのシルエットが浮かび上がる。照明がステージを照らすとそこには拡声器を手にオルタナティブロックチューン「Attention, please!」を歌うENHYPENの姿があった。続く「Go Big or Go Home」では、一糸乱れぬダンスでENGENEを圧倒。紙吹雪がキラキラと舞う中で、エネルギッシュなパフォーマンスを繰り広げた。

ENHYPENは「ENHYPENとの旅へようこそ!」とENGENEを歓迎し、グループの歴史を振り返る旅に出るための“セキュリティチェック”を行うことに。空港では危険なものを持っていないかチェックするが、「EN-CONNECT: COMPANION」では、デビュー当時と今とで成長したところがあるのかどうかをチェックした。
まずゲートをくぐったJAYは多くのENGENEを魅了した「シャープな横顔」を検証。下顎角の角度を測り、120°であることがわかった。度胸を持ってV LIVEの生配信で新曲の振り付けなどをネタバレしてきた“ネタバレの妖精”NI-KIは「度胸」をチェック。このイベントのネタバレとしてシャッターを切って指でハートを作る振り付けを披露した。普段から筋力トレーニングを行い、プロテインを食べ比べる“モッパン”(何かを食べる映像)の配信でもENGENEを驚かせたSUNGHOONは「力」をチェック。“プロテインモンスター”の異名もあるSUNGHOONは、同じ2002年生まれのJAKE、JAYと腕相撲で対決し、JAKEには勝利、JAYとは引き分けとなった。

ENGENEから自撮り写真が好評なJUNGWONは「自撮りの実力」をチェック。自撮り棒を使い、客席をバックにしたり、メンバーと寄り添ったりしながら自撮りを撮影すると、“自撮り専門家”であるSUNOOが「自撮り棒は重いのにうまかった」と太鼓判を押した。しかしSUNOOは「でもポーズがいつも一緒なのでクリエイティブ点数はなし」と厳しい評価も加え、ENGENEを笑わせた。人見知りなところがある最年長HEESEUNGは「コミュニケーション能力」をチェックすることに。「メンバーの心を読む能力が上がりました」と自信満々のHEESEUNGだったが、なかなかメンバーとそろわず苦戦し、メンバーの協力を得ながらいくつかの正解を導き出した。
オーストラリア出身でオーディションに参加するために渡韓したJAKEは、この1年で成長した「韓国語の発音」をチェック。かわいらしく早口言葉を披露し、ENGENEを魅了した。愛らしいキャラクターや仕草が得意なSUNOOは手でハートサインを作りながらキュートな表情も見せ、ENGENEを悶絶させる。
JUNGWON、JAY、NI-KIの3人の候補者の中からじゃんけんで勝った1名も愛嬌を披露することとなり、JAYがハートマークを手で作るとメンバーは「かわいい!」と彼にエールを送った。

セキュリティチェックを終えたあとは持ち物をチェックへ。ここではメンバーがENHYPENとして過ごした1年の中で一番大切なものを発表した。JAKEは「EN-CONNECT」の際の写真、JAYはアイマスク、HEESEUNGはこれまでにリリースしたCD、JUNGWONは枕、SUNGHOONはファンの呼び名を発表したときの巻き物、NI-KIはENHYPENを輩出した超大型プロジェクト「I-LAND」に参加していた際に届いたファンレターノート、SUNOOは1stスタジオアルバム「DIMENSION : DILEMMA」のカムバックショーの中で手に入れた優勝パネルをかばんの中から取り出して、それぞれ愛おしそうにその理由を説明した。ENGENEから寄せられたメッセージを紹介したあと、ENHYPENは「僕たちの旅に出ましょう」と言い、「Upper Side Dreamin'」を披露。
7人が遊園地で遊ぶ映像の中で「EN-CONNECT」と書かれたゲートをくぐると再びステージに彼らが登場した。キャンプ風の映像がバックに流れる中で彼らはアコースティックアレンジされた「10 Months」と「Not For Sale」をパフォーマンス。最後は光るバラを取り出し、ENGENEに差し出した。「ENHYPENの気になる研究所 – ENGENE編」と題したコーナーでは、事前に行ったアンケートをもとにENHYPENがENGENEに気になることを調査。ENGENEが一番たくさん聴いたENHYPENの曲やENHYPENを好きになったきっかけなどさまざまな質問でトークを展開した。
7人は「Let Me In (20 CUBE)」や「FEVER」「Drunk-Dazed」のパフォーマンスを披露し、毎月末に行っている月末決算の1年バージョンである「1 YEAR by ENHYPEN」を実施。新人賞を受賞した授賞式や初めてのファンミーティングなど、ENHYPENにとって印象的だった出来事を映像や写真で振り返った。
そして今後の目標についてSUNGHOONは「ワールドツアーをやってたくさんのENGENEに会いたい」と語り、JUNGWONは「これまで1年の話やこれからの話をしているとメンバーが本当に大切でありがたい存在だと思います。7人がいたからENGENEに出会えたし、この場に立つこともできます。メンバーに感謝をしたいですね」と6人に優しい眼差しを向けた。
この夏、結成してから初めて離れ離れで過ごした時間があったというENHYPEN。SUNGHOONは「3週間離れて再会したとき、ENHYPENはこの7人でなければならない。メンバーがいないと僕の存在はないと感じました」と思いを述べ、コロナのパンデミックにより長い期間家族に会えていないNI-KIも「ヒョン(兄=メンバー)たちがいろいろ手伝って面倒を見てくれて、そのおかげで家族に会いたい気持ちを我慢してここまで来られたと思います。ヒョンたちに感謝の気持ちを伝えたいです」と語った。



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