
お父さんは息子が主演を務めた映画試写会に遅れるか仁川で地下鉄に乗って急いで走ってきた。この日の主人公である息子はお父さんのために、しばらく映画を忘れていた。試写会を控え、本紙とのインタビューをしながら、彼は記者に「私の父、よろしくお願いします」と頭を下げた。
お父さんはプロサッカー江原FCチェ・ユンギョム(54)監督、息子はアイドルグループSHINeeのミンホ(25・本名チェ・ミンホ)だ。ミノが初主演を務めた映画「二人の男(11月30日公開)」の試写会が開かれた22日、ソウル龍山の映画館でチェ・ユンギョム-ミノ、二人の男に会った。

息子と父はサッカーの話で時間が経つの知らなかった。アイドルグループSHINeeのメンバーミノ(左)とプロサッカー1部その昇格した江原FCチェ・ユンギョム監督。[写真チャン・ジニョン記者]
チェ監督率いる江原は20日、Kリーグ1部リーグのクラシックに昇格した。過去3年の間に2部リーグに属していた江原は準プレーオフ(PO)から釜山を5年余り(1972日)で下し、POは後半ロスタイムの劇的なゴールで富川を退けた。最終関門である昇降POはKリーグ最多優勝(7回)城南まで押して4年ぶりに1部リーグに上がった。
ミノは「シャイニーが音楽番組1位に上がったのと同じくらい嬉しい瞬間だった。今年お父さんを応援するために、釜山遠征まで行った甲斐がある」と微笑んだ。チェ監督は「ミノが多忙なスケジュールを割いて、今年だけでサッカー場に20回ほど来た。熱心に応援している途中の時間に追われて、私の顔も見ずに帰ったこともあった」とし「ミノが来れば、チームが頻繁に勝った。ミノは、私たちのチームに勝利のパラ」と述べた。
ミノはサッカーの実力が優れていると知られている。TV芸能番組「私たちの町芸体能」でチェ・テウク(35)などが活躍したプロサッカーFCソウルオールドスターを相手に2ゴールを決めて話題を集めた。守備裏のスペースを浸透して、正確なシュートでゴールネットを分けるミノを見てチョ元サッカー代表チーム監督も拍手を送った。ミノはアイドル陸上選手権大会で、高跳び、50m水泳、50mハードル3冠王に上がるほど運動神経が優れている。
ミノは「お父さんに沿ってサッカー選手になりたかった。ところが、小学校5年生のときにお父さんが「サッカーをするなら、自宅で出て行け」と言われた。私の話があれば、すべて入ってくれたお父さんが頑強に反対していることを初めて見た。だからあきらめた」と述べた。チェ監督は「息子が難しいサッカー選手の道を歩かない事を願った。私は選手時代には女子学生たちとミーティングも一度できず、見た。音もあった時代だった」とし「選手時代には家に1〜2時間あるが合宿所に行っていた。幼いミンホが「お父さん!我が家で寝てますか」とした言葉がまだ胸に残っている。お父さんはまったく別の家で寝る人だったのだ」と述べた。
チェ監督の長男ミンソク(27)氏は、ソウル大体育教育科を卒業した後、現在のビジネスマンとして活動している。お父さんの目に次男ミノは弱く見えた。チェ監督は「サッカー監督の目で見た時ミノの才能を高く評価することができませんでした。騙された強い子なのに体格が細くて傷つくと思って心配した」と説明した。
しかし、お父さんの懸念とは異なり、ミノはたくましくした。彼は「私はサッカー選手がたとすれば代表DFだったお父さんよりも優れた選手になったかもしれない」と笑った。代わりに、息子はお父さんよりも大きなスターになった。2008年にデビューしたミンホは、ゴールデンディスクアワード大賞万4回受け、有名な韓流スターになった。
サッカー選手がドゥェジンなかったミノはまだ熱血サッカーファンである。イングランドアーセナルファンというミノは「お父さんがまだストッパー、サイドアタッカーのような昔のサッカー用語を使う。その後、私はセンターバック、サイドバックとすぐにとってくれる」と笑った。チェ監督は「ミノは海外公演を行ってもお父さんの試合結果を取りまとめてみる」と自慢した。今シーズンを控えてチェ監督は「江原が1くちばしそれ昇格するとシャイニーを呼んでコンサートを開く」と約束した。ミノは「メンバーたちが同意してくれれば、父のために喜んで行く」と話した。
シャイニーのメンバーであるオニュは"ミノは本当に質素である。お金を惜しむ理由がある。後でサッカーチームを買いたいからだ」と語った。ミノは「球団オーナーがドゥェジンなくても、球団幹部になることがあればいい。私の本当の夢は「チェ・ユンギョム監督の永遠のファン」になるだろう」と語った。多分ミノはお父さんを長く監督に仕えたい気持ちにサッカーチームを買いたいと思うかもしれない。
チェ監督は「富川コーチをするときヴァレリーニポム西(ロシア)監督から選手たちを理解して待っている方法を学んだ」とし「ミノも常に周りの人に配慮して謙虚よう教える」とした。ドクジャン(德將)父のそっくりの息子は、芸能界で礼儀正しい青年で有名である。
息子の映画を見たチェ監督は「ミノの演技が多く好きジョトたよ。お父さんの心に評点をつけるなら10点満点10点をあげたい。映画が大ヒットたら良いだろう」と笑った。チェ監督はまた、「ミンホがデビューした時は「チェ・ユンギョム監督の息子ミンホ」と呼ばれた。最近は私が'ミノパパ」と呼ばれる。Kリーグで良い成績を出して「チェ・ユンギョム監督の息子チェ・ミンホ」に戻しておく」と述べた。