著者
勝間和代

ISBN
978-4-8387-2056-9

2009年12月17日第1刷発行

20代・未婚・お仕事専念の女性に向けた内容がメインかと。
私は対象外だった為か、気になる内容は特になし。

しかし、以下は早速実践中。

本書より抜粋
『幸せの定義を決めること。

幸せの定義は十人十色ですから、他人の幸せの定義を取り込んでも本当に幸せにはなれません。自分の価値観を明確にして、何が幸せなのかという定義づけを自分なりにしておかないと、他人を羨ましがってばかりになってしまいます。
(中略)
すべてがないものねだりになってしまいます。』

おぉう。

私はここ数年で、自分とは全く思考回路の異なる宇宙人のような人と結婚して、
心のどこかで諦めていた子どもを授かり、
自分の信念や価値観がひっくり返されて木っ端微塵になった。

悪い意味ではなく、言葉のとおりひっくり返された感覚。

怒りと驚きがハーフ&ハーフの新婚生活ののち、
子育てというとんでもない精神状態の世界へ、、、。
いや本当に人生って何回も大転換期があるのだなぁと。
ひとりの人間なのに、こんなにも自分の持ち続けてきた常識が変わるのか、と。

その数年を経たいま、
自分の幸せの定義づけが
結婚前とは違う、ということまでは確かだけれど、
じゃあ具体的になに?というと
ボンヤリしてる。
いま棚卸し中です。

書き出してみると
矛盾するものが多く、
どれも本心なのか、
または
いまだに周りに影響を受けていて本心が出てないのか分からないです。

あ、そうか!
『わたしの幸せの定義づけ』と掲げてしまうから、なんだか力んでしまうのか。

『「今月の」わたし幸せの定義づけ』
くらいの気持ちでやってみよう!
この文章を書きながら思いつきました。
我ながらいいアイデア。

私は0か100か、
白か黒か、
と考えてしまうクセが強く、
そして結局その考えが重荷になって逃げ出してしまい、
ああ、やはり出来なかった、違ったと自己嫌悪の負のスパイラルになったことが多い。

そして、それを繰り返した結果、
目標や自分の考えを定めることさえ怖くなってしまっていた。

10代後半くらいから20年ほどずっと。

自分で掲げて、その信念を貫けなくて自分に失望
→これを繰り返す
→もう自分の意見を決めることさえ怖くなる。

別にアウトプットするようなことではなく、日常の小さなことさえ、自分で決めるのが怖くなってしまった。

その決断で何かマイナスが起こると自分が責められてしまう気がする。

そんなことないよ、
とりあえず定めて、試してみて、
違ったら他のものを探す、
または違和感覚えたところを微調整する、

そうやっていけばいい。
と頭では分かっているのに、

何故か気持ちは
『もう自分の考えや目標を定めたくない。』
つまりは
『私が決めたことは
合ってるの? 合ってないの?』
となってしまう。

悲しい習性、、、こんなんじゃ
どうやったって息苦しいし、
気持ちが休まらないし、
攻撃的だよね。

この考えのクセのせいで、
子育てにも良くない影響が出ている。

それをどうにかしたくて、
まずは自分の意見を書いて
アウトプットしてみたくて
ブログを始めたのでした。そういえば。

苦痛にならない程度に、
面白いと思える程度に、
自分の考えをアウトプットして
客観視してみよう。