さみしい夜にはペンを持て
古賀史健【著】


 

 

 

 


まとめ(引用含む)


 ・考えるのは答えを出そうとすること 


・「考え」のともなわないおしゃべりは、いくらでもある。一方、「考え」のともなわない文章はありえない。考えないと書けない。書くことは考えること。


 ・手っ取り早く、便利なことばで片付けて、ことばを探す面倒くささに屈すると、自分の気持から離れた文章になる。 


・ことばの暴力が生まれる理由
  

 ことばの「効き目」を知っているから 
  

 丁寧に説明するのが面倒だから 


・日記には出来事ではなく「考えたこと」を書く 


・日記を書くのは自分というダンジョンを冒険すること。終わることのない、日ごとに変わるダンジョンを。自分の謎が解けていくし、きっと自分が好きになれる。 


・『あのときの自分』を、ある程度の時間を経た『いまの自分』が淡々と描写していく 


・答えを出さない、決めないでいるうちは、ずっと可能性が残る。可能性の中に生きているかぎり、ものどこを真剣に考えられない。考えないのは危険。だまされやすい。 


・愚痴や悪口は過去形で書く。距離が生まれる。 


・悩みごとは「心配ごと」と「考えごと」に分けて考える!自分にできることがない悩みは「心配ごと」の箱に入れてしまう。「考えごと」は今の自分ができることを考えて実行する。 


・何かを継続させようとするとき、心を支えてくれるのは「成長している実感」 


・日記を内容を忘れるくらい(10日ほど)続けると、読みたいから書くに変わる