科学がつきとめた「運のいい人」
中野信子【調査】

 

 

 

 


まとめ(引用を含む)


より良く生きようとしている人は運がいい


  運のいい人は世界の中心に自分をすえる


・運のいい人は「いまの自分を最大限に生かす」


・運のいい人は自分を大切に扱う

 →×穴空きソックス、かけたコップ

 →運の良し悪しには周囲との良好な人間関係を築けるかが大切。自分を大切に扱う人は、周囲からも大切に扱われる。自分を粗末に扱う人は、周囲からも粗末に扱われる。

(割れ窓理論:人はある特定の秩序の乱れがあると、それに同調してしまいがち。キレイな道にはポイ捨てしずらい。)


・運のいい人は自分なりの「しあわせのものさし」をもつ。積極的にしあわせの状態をつくる努力をする。

 →どういう状態に、自分はしあわせを感じるかを把握しておく。

  他人の尺度ではなく、自分の尺度で行動する。他人がどう思うかではなく、自分が心の底から「心地よい」「気持ちよい」と思える行動をする。

 →自己一致(こうなったらいい、こうあるべきと考えている理想の自分と実際の自分が一致している。自分で自分のことが好きな状態。)。人の話を素直に聞ける。

 →攻めの姿勢がないので一緒にいる人はとても楽、快い。人に好かれる。


・社会のルールや常識よりも自分を大切にする


・運のいい人は「おもしろそうかどうか」で決める

 →心の調子によって変わってくる免疫系の物質がある。主観的に幸福を感じている人の方が健康を保ちやすい。


・運のいい人は「◯◯ちゃん、大好き!」と自分に言う

 →特に、失敗したり、落ち込んだとき。

 →反省はするけれど、落ち込みすぎないように、自分で自分を嫌いにならないように、どこまでも心の広い自分をもっておく。心の中で「そんな◯◯ちゃんでもやっぱり好きだよ」と言ってあげる。


  運のいい人は「自分は運がいい」と決め込む


→何の根拠もなくていい

→運がいいと思っている人には努力の余地が生まれるが、運が悪いと思っている人にはその余地は生まれない。

→運がいいと思っている人も、悪いと思っている人も、遭遇している事象は変わらない。事象に対するとらえ方、考え方が違う。対処の方法も違う。長い年月を積み重ねると、おのずと結果は大きく変わってくる。


・声に出して「運がいい」と言う、運のいい人と積極的にかかわる


・運のいい人は早寝早起きをする

 →朝は早起きして朝日をしっかり浴び(網膜に自然光をあてる)、夜は早めに就寝。適度な運動と入浴も。


・運のいい人は目いっぱいの愛情をもって人を育てる

 →オキシトニン


・人は平穏無事、安心な状態にいるときよりも、適度なストレスがかかっているときのほうが力を発揮できる。「自分にとってはちょっと困難そうだな」と思える状況に立ち向かってみる。


・あえて(少し)リスクのある道を選ぶ

 →100%誘いにのってくれて楽しい人より、半分くらい断られるけど会えばとても楽しく過ごせる人の方が魅力的に感じやすい


  運のいい人は他人と「共に生きること」をめざす


・運のいい人は他者を思いやれる


・運のいい人はひとり勝ちしようとしない

 →他者への思いやりをもちつつ勝ちつづける。勝ちすぎない。

 →長期的なスパンでみると、ベストよりもベターな戦略の方が生き残りやすい

 →ある条件のもとでひとり勝ちした存在というのは、条件が変わると、変化に耐えられない。

 →勝ちすぎると、勝ち続けることができない

 →自分も生き残るけれどまわりも生き残る道を選ぶ。うまく共存できる道を選ぶ。


・運のいい人はライバルの成長も祈る

 →脳は戦ってだれかを蹴落とすことよりも、共生をめざすことのほうが高いパフォーマンスを発揮できる


・運のいい人は他人の良さを素直にほめる

 →口に出して!正しくほめる(自分自身でもある程度納得できる点)

 →短所には寛大になって長所をほめる


・運のいい人は不安と上手につきあう

 →不安を感じる=余裕がない→セロトニンを増やすべき!

 →早寝早起き、適度な運動


  運のいい人は目標や夢を「自分なりのしあわせのものさし」で決める


→自分なりの「しあわせのものさし」で測った目的な目標がないと、せっかくのチャンスや努力型無駄になる。他人の意見や一般的な価値観に影響を受けて、お金や学歴・肩書き、容姿などの「道具」の使い道を間違ってしまうと、それが「不運」としかいいようのない状態を招いてしまう。


・具体的な目的を持つ

 セレンディピティ:偶然の幸せをキャッチする能力

 →明確な目的をもち、常に忘れないこと。自分はこれをやりたい、達成したいという思いを強く持っている人


・継続のために、飽きっぽい脳を常に刺激する

 →常に「もっとこんな工夫ができるのではないか?」など新しいことを考えて試す!


・マイナスの出来事も引き受けてみる

 →自暴自棄にならない!落ち込んでも、その後で「では、どうするか」と切り替える。このマイナスの状況をどう生かすかと考える。


・まずは自分の夢や目標をはっきりさせて、いつも頭のどこかで夢を意識しておく


  運のいい人は祈る


・ポジティブな祈りをする

 →自分のことだけでなく、自分以外のだれかの幸福も願う

 →「よい祈り」は健康にプラスに働き、「悪い祈り」はマイナスに働く。

 →心からの思いでないと、脳は嘘だと気づく。

 →朝:未来に向けた将来なりたい自分、目標を祈る。夜:1日の反省、明日できることを考える




わたしのTo do

自分を大切に扱う

→家の整理整頓。まずは断捨離、次に収納、そこまでできたら好きなインテリアを。最初に素敵な照明を買いたい。


身だしなみに気を配る。

→お気に入りの服を1週間分そろえる。

 ひきつづき日焼け止めをたっぷり塗る。

 スキンケアにお金をかける。


自分の目標を持つ

→自分ノートで向き合う。100の目標に期限をつけて手帳に落とし込む。


お祈りを習慣にする。

→まずは目標をつくる。

 目標&子どもの幸せを祈る🌟