99.9%は幸せの素人
星渉、前野隆司【著】

  1.「お金が全てじゃない」を言い訳にしたい


・経験や体験を得られることにお金を使えば、自然と私たちの人生は幸せな思い出にあふれ、そして幸せな出来事にもあふれる

・経験や体験にお金を使った満足感(幸福感)は、時が経つにつれて増加していく傾向。モノにお金を使った場合の幸福感は時が経つにつれて減少する

・科学的に証明されている「幸福度が高まる経験の4条件」
 ①世の中とのつながりが実感できる経験
 ②楽しい気持ちで「繰り返し語ることができる」思い出となる経験
 ③「自分がなりたいと思っている自分像」につながる経験
 ④「めったにないチャンス」を得られる経験

・経験をしている際の「時間の長さ」は、幸福度にあまり関係ない

自分で書き出した経験へのお金の使い方を、「幸福度が高まる経験の4条件」に当てはめて書き換えてみる!

・お金を使うときは見返りを求める!
 「誰かのためにお金を使った」人は、「自分のためにお金を使った」人と比べて、明らかに幸福度が高い。幸福感という大きな“見返り”を得られる。額の大小は無関係。
★「どの場面で人のためにお金を使うか」を決める。
 例:後輩には食事おごる。寄付。

★稼いたお金で「どんな経験をするか?」「誰のために使うか?」を今すぐ決めて、上に書き出す


  2.嫌われる勇気は不幸の始まり


・幸福度や仕事での成功に最も影響を与える要因は、「温かな人間関係」を築くことができたかどうか

・幼少期に母親との温かな関係が築けていた人は、そうではない人に比べて年収が約870万円も高い

・温かな人間関係を築くためには、、、「人を愛する能力」が必要!
 →“誰からも好かれる人”は、“オキシトシン出まくりの人”のこと
 →オキシトシンを増やす方法
  ①スキンシップ:8秒ハグ
  ②心温まる映画を見る
  例:コーヒーが冷めないうちに、ワンダー君は太陽、アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜
  ③一日一善ではなく、「週1・5善」:週1日だけ、集中的にその日に5つ以上、親切なことをする

映画を見る日を決める
★親切デーを何曜日にするか決める

・友達は数よりも多様性
→幸せな人間関係を構築する「3つの行動指針」 
 深いお付き合いができる人を探す
 友達は“選ぶべきもの”
 ①インターネットを利用する:オンラインサロン
 ②勉強に出かける
 ③ボランティア活動に参加する
★ボランティア活動をググる
★店員さんの目を見て「ありがとう」と笑顔で伝える!

  3. 努力する気がないなら結婚してはいけない


・相手にしてもらって当たり前と“慣れ”ない努力をする

★パートナーにサプライズプレゼントを何でもない日に送る

・「言わなくても分かってくれる」なんてことは、ありえない

・夫婦でも月一ミーティングで、目標と課題を共有する(先月の振り返り:相手にしてもらって嬉しかったこと、楽しかったこと、改善してもらいたいこと。今月の過ごし方の確認:やってみたいこと、やらなければならないこと、スケジュール確認)
★ミーティングの日程を決める

・結婚生活において「性格」の一致は満足度に影響はなく、「価値観」や「態度」が夫婦で似ていれば似ているほど、結婚生活への満足度は高く、うまくいく傾向がある 

・夫婦間で一致させたい価値観13項目
 →二人の考えをうまくミックスしたお互いが腑に落ちる価値観を作り出すことがポイント
 ・理想とする人生観や世界観
 ・人生の中でやりたいこと・達成したいこと
 ・今月、来月、今年やりたいこと
 ・スケジュールの共有
 ・お金の使い方
 ・子どもの育て方
 ・理想とする夫婦像
 ・両方の親族との付き合い方
 ・休みの日の過ごし方
 ・子どもの世話分担
 ・家事の分担
 ・モノの買い替えや買い物について
 ・クーラーや暖房の温度設定

・最重要:ミーティングの最後は必ず、お互いに相手に感謝していることを3つ伝えて終わりにする

・パートナーとの、あるいは家族とのイベントを計画するのがおすすめ

・何かしらの体験や経験で同じ時間を共有するだけでいい
★夫婦の時間を増やすイベントを一つ考えて、提案する。

・寄り添うべきは「つらい時」ではなく「嬉しい時」
 →友人や大切な人がいいことがあったと伝えてきたら、本人以上に熱意を持って反応してみる


  4. 「ポジディブ思考」という病から抜け出す


・幸福度に影響を与える感情
 ・ポジディブ感情
 ・ネガティブ感情
 ・人生満足度

・ポジティブ感情とは「将来への期待」から生まれる

・「できることを全て実行」「個人的成長を実感する」→ポジティブ感情を高める
★この一年間で「できたこと」を50個書き出す。

・心配事が実際に起こって、自力で解決できない確率は3%だけ
★ジャーナリング
 ①心配事をメモする(スマホでも🆗)
 ②1ヶ月続ける
 ③1ヶ月後、メモした内容が実際に起きたか確認する。○×つける
 ④心配事がどれだけ起きたか、起きなかったか実感する
・心配事を10段階評価しておくとより良い!

・目標や理想像は下げずに、「自分へのハードル」を下げると人生の満足度が上がる
→どれだけ今の自分を肯定的に受け入れることができるかが、人生の満足度に強く影響する
 自分を甘やかすというより「できていない部分だけを見るのではなく、できている部分も見てあげる」べき。
 良い悪いの判断をせずに認めてあげる。

★自己受容力を鍛える!
①「毎日の自分の頑張りに対して、周りからどんな言葉をかけてもらえたら心から嬉しいか?」…その言葉を書き出してみる。
 例:「忙しいのによくやってる」「本当にすごいよね」「いつもありがとう」
②その言葉を毎日、寝る前に、鏡の中の自分に向かって声を出して語りかける。

・目標は使い分ける!
 ・非地位財:他人と比べなくても喜びを感じられるもの。得られる喜びは長続きする。例、人間関係がいい、やりがいのある仕事など 
 ・地位財:他人と比較して優れていることに喜びを感じるもの。嬉しさは長続きしないが、短期的な行動力を生み出してくれる。例、年収、車など


  5. あなたの「幸せ偏差値」を科学的に測定する


・メモ:今の私は、ネガティブ感情が平均より高い(改善の余地あり)。他の2つもすごく高い(良いこと)。

・究極の生きがいは、「好きなこと」「得意なこと」「世の中の役に立つこと」「収入が得られること」の4つを満たしている状態
→まずは好きなことを得意なことへ!
 得意=クラスで一番程度、世の中で一番でなくて🆗
①好きなことは?
②クラスで1番程度になれそうなものは?
③どうやれば腕を磨けそう?
④その磨いた知識や技術を必要としているのはどんな人?どんな人の役に立てそう?
⑤得意なことを提供する方法は?


  6. 働きながら幸せになるという反則技


・お金に意識を向けるのではなく、時間の使い方を考える。
手に入れたお金でどんな時間(経験)を過ごそうかと考えると幸福度が増す。

夢、目標を紙に書き出す
→実現することが重要なのではなく、まず「持つこと」が重要!
 今の自分の仕事が、自分の夢や目標に向かって進捗していると実感できれば、人はもっともやる気が出る、つまりモチベーションがたかまる

・明確にする!
 ・人生の目標
 ・大切にしたいこと
 ・何のために働くのか?
 ・働くモチベーションは何か

・意識次第で、仕事に意義を感じるか、感じないかは決められる
①意識的に仕事で関わる人の「数」や範囲を広げてみる
②★仕事の「意味」を拡大する:自分の仕事は、「誰の」「どんな」未来を作っている仕事なのか、という点を考える
③仕事の内容に少しの「変化」を加えてみる:今の仕事に対して、どんな変化を加えれば、人の役に立ち「価値が高まり」「やりがいが持てる」ようになるか?

・キレイなオフィスで働くと人生の満足度が上がる
→★職場のキレイになったらいいと思うところを、毎週何曜日の始業前にキレイにする!と決める。

・メールの確認を「1日3回まで」と制限する

・「明日仕事でこんな事が起きたらいいな」と毎晩数分間空想することで、仕事への幸福度も改善する

・通勤時間を1分でもいいから短くする



チューリップチューリップチューリップ追記チューリップチューリップチューリップ

今度のto do
・3章を夫に読んでもらう笑
・夫婦会議をする!
・お金は経験に使うを意識する。なるべく外に出る!
・仕事の背景、目標を意識する。
・整理整頓
・ノートで自分に向き合う習慣をつける
 →好きなものを見つけたい&ネガティブを手放す