リカバリー・カバヒコ

青山美智子【著】


 

 

《読書メモ》※引用ではなくメモを含む。


◯紗羽の口

・本当の「話せる」って、「必要なことをきちんと伝えられる」こと

・親同士なんか関係ない。子どもは自分で遊ぶ相手を探すのだ。

・もう流されたりしない。やるべきことを、やりたいことを、私のペースでしっかりやっていく。


◯ちはるの耳

・不安も立派な想像力。不安っていうのは、まだ起きていないこととか、他人に対して抱くもの。それを思い描けるっていうのは、想像力がある証拠。不安を抱くのは、想像力があるから。不安がりのあなたは、きっとやさしいひと。

・先のことじゃなくて、誰かのことじゃなくて、今の自分の気持ちだけを見つめてごらん。


◯勇哉の脚

・何が好きで、何が苦手で、何が楽しくて、何がつらいのか、試しながら覚えていくんだ。誰の目を気にして、カッコ悪い自分を見せないように、笑われないようにって縮こまっていたらきっと、それがどんなことなのかわからなくなってしまう


◯和彦の目   

・人間の体は、病気や怪我のリカバリーのあと、全く同じには戻らない。同じようには戻らないけど、経験と記憶がついて、心も体も頭も前とは違う自分になる。