こないだ録ってたディズニー映画
『ミラベルと魔法だらけの家』
を観た。


家族全員が不思議な魔法のギフトをさずかる家系でひとりだけギフトを授からなかったミラベルが
家の危機を救うために奮闘するお話。


あらすじからして
あかんヤツやろ‥と思ってたけど
想像の3倍はあかんかった。。


冒頭からラストまで
ずっと泣きどころの波状攻撃に
さらされて

完全にやられたわたしは何度も何度も
鼻をかんで涙でぐぢゃぐぢゃになった
眼鏡をふくハメになった。


家族ものは、あかんのよ‥。



感想はいろんなところで
素敵な文章があがってるから
そっちで見てもらったらいいと思う。



こっからはわたしの独り言みたいなものです。



わたしはとにかくミラベルに
感情移入したし、ブルーノおじさんに胸がギュッとした。


子どもの立場から、アルマおばあちゃんに反発心がめばえたし、ミラベルのお母さんが愛情からの過保護ゆえに「ギフトのないあなたにはできない」とメッセージを送ってしまうとこも歯痒かった。イサベラにはうちの姉を重ねた。😂


でも、やっぱり背景を知るとおばあちゃんは若い頃にあまりにも過酷で悲しい経験をしたことで
『家と家族、街を守ること』がすべてになって、家族にも厳しく完璧を求めるようになってしまったんだな、てことがよくわかる。


あー、そうだよね。って。


とはいえ、ミラベルが姉妹、家族からもみそっかす扱いで信頼されてなかったのは、おばあちゃんの妄信のせいもあるよなあ。もっとミラベルの話聞いたれよ‥とも。
※お父さんやアントニオなど、そうじゃない人たちもいた。

(失う不安のあまり、直視できなくてごまかしてしまったのかな。それで、相手がどんだけ傷つくか、てね。でもやっぱり動機は愛情なんだよね)


なんだかなあ、と思いつつ
ミラベル、ルイーサ、イサベラ姉妹が心の葛藤や本音を語るシーンは胸にぐっと響いた。


わたしも家族を思いだして何度も何度も泣いた。


映画やドラマみたく、過去もなにもかも外からのカメラでぜんぶ観れたらいいのにな。


そしたら、わかるのにさ。
母の理解不能な言動も姉のいじわるのわけも。


誤解やすれちがい、壮大すぎるかんちがいの世界から、すぐにごめんね、わたし間違えてたね、って気づけるのに。



ミラベルのラストは
やっぱりディズニーらしく納得のいくハッピーなものでよかった。


ミラベルはちゃんと愛情をもって向き合った。
家族みんなでゆるしあった。


どうやら吹き替え版と英語の字幕版では
ちょっと解釈がちがうシーンもあるらしいので

今度はそっちで観てみようかな。と思ってる



なんにせよ、マイフェイバリット映画になったのは間違いない。


ありがとう、ミラベル。
あなたにもわたしにも家族みんなにもハグを。