これで最後


 もあります。


長いよ。




すでに自分のハカハカで

いっぱいいっぱいなのに

人の反応をまだ気にしていたわたし。


でも、そんな妄想に囚われた

わたしにも

Megさんはフラットに接してくれた。




時間を気にしてせかしたり、


話を切り上げる素ぶりなんて


1ミリも感じなかった。



ずっと目の前にいるひとの話に


真摯に向き合う姿勢しか


感じなかった。



そう、やっぱりただの

わたしの勝手な被害妄想だったんだ。





深呼吸しよう、深呼吸

ふぅーーーーーーーーって

もうもう出しきって



大丈夫よ

ハカハカしてもいいから、うん



大丈夫

遅刻してもいいし、

行くのやめてもいい

シークレットライブ損してもいい

途中で帰ってもいい



大丈夫 大丈夫

どうなっても大丈夫

もう泣きながら行ってー





(声サロン音声より抜粋)





話してるあいだは、


Megさんから吹く


"対等"の風を浴びているような感覚で



大丈夫、大丈夫だよ

あなたはそのままでいいんだよって

何度も言ってもらえてるように感じる

安心感とやすらぎ



Megさんの優しさを心から感じて、

わたしは安堵して

ときおり泣いていた。





Megさんとの話を終え、

そのまま駅に向かったわたし。




耳にイヤホンをさして

次の人がしゃべりだした声サロンを聴いていた。




ホームにたどり着いたけど


2年ぶりの電車は

以前よりわたしを脅かすもの

恐ろしいものに見えて、

足がすくんで乗車できなかった。



ためらいながら、


カキコミに

『怖くて電車を見送ってしまった』

と書いてみた。



そしたら、

メンバーのかおりんから


(電車のドア開いたら)

『旦那に押してもらえ』


の鶴の一声(笑)



わたし、びっくりしたんだよね。

そのことばに



だって、ハカハカさんで

電車怖い怖いって

おびえてる人にさ



ことばかけようとする時って

なんか気ぃつかっちゃったり

しない?



優しいこと言わなきゃ〜

とか、

こんなこと書いて大丈夫かな〜?ショボーン

とか、



励まさなきゃって焦って

なんて言っていいか

わからなくなっちゃいそうじゃない?

(わたしはそう)



わたしね、

そうやって気遣われるのは

仕方のないことだって

思ってたし、



優しさだよね〜

がんばれ〜て書いて

反応もらうだけでもありがたい

くらいの感覚だったの。




そこに

『旦那に押してもらえ』笑い泣き

衝撃的ハッ!!!




衝撃的すぎて、


旦那に押されるくらいなら

自分で乗ってやる!ムキー


て、変な負けず嫌いスイッチ入って

気づいたら、真顔で電車に乗り込んでた笑い泣き


かおりん、すごいね


あっ コレかおりんの優しさね あえてのあおりで後押ししてくれたんだよ〜 読んだ人わかってると思うけども(笑)そして、嬉しかった!


てか、ここまでずっと一緒にいる旦那の立場笑い泣き




そこからようやく

迷まよして、遠慮がちだった

わたしの腹が決まった。



(①では最初に決まってたみたいに書いてたけど、
ほんとは、ここだったって気づいた)



わたしはメーワクかける人、やる。
てか、すでにやってるし。

みんなを信じる。



空気を読まずに

(ハカハカして読む余裕がないのもあったけど)

カキコミで車内の様子を実況しまくった。



メンバーの反応は

さまざまで、


「大丈夫だよ〜見守ってるよ〜」

「心の中で祈ってる〜」
(о´∀`о)

「ここにいるだけでもいーい?」

「なんか、パワー送っとく〜」
╰(*´︶`*)╯♡


と、応援してくれたり、



プロゴルファー猿の話題を

話し出すひとも 笑笑笑笑



震える指で

文字を打ちこみながら、



みんなが、みんな

個性ゆたかな

いろんなことばで応援して

くれてるのが嬉しかったし、


おざなりじゃない、


ひとりひとりが

自分の意思で、したいように

わたしに反応してきてくれてる

のが伝わってくる気がした。



イヤホンから聴こえてくる

メンバーと、Megさんの声ですら


内容は聴きとれなくても


ずっとそばで応援してもらえてる

ように感じられて安心だった。



そうやって、


メンバーみんなのおかげで、

電車に乗ることができたのが、

今までにないくらい嬉しかったし、



ダメな自分を見せられたら、

みんなから思った以上の

大きな優しさをもらえて、



ただただ、やっかいなかわいそうな人

みたいに扱われる妄想は、
 
消え去っていったんだった。




もちろん、ひとそれぞれだから、

なんて声かけていいか、わからない

って抜けてったひともいたし、




たぶん

聴いててハカハカしたり、

メンタルがしんどくなってたひとも

いただろうし、




関心なくてスルーしてたひともいるん

だろうなぁって


ちょっぴりショボンショボーンタラーもあった。



でも、そのひと達みんなに

わたしが思ったとおりの反応を

もとめるのは

とうてい無理だし、

それこそ傲慢だって思う。



だから、いまは

そのひと達がみんな、自分の気持ちに

そって、正直にわたしとの関わり方を

決めてくれたんだ、と

感じてるよ。



さすがMeg倶楽部だよね。って。



わたしのハカハカに

無理に反応しないでくれて、

自分の気持ちを大事にしてくれて

ありがとう



って変かな?イヤミ?ではないのだけど。




妄想のフィルターが

外れてからは、

ひとの優しさ、寛容さが

どんどん目に入ってきた。



ライブ会場のスタッフさん、

となりの席に呼んでくれた方、



ずっと隣で見守ってくれた旦那さんも。



無事にライブを楽しめたことを

喜んでくれたMegさん、

メンバーのみんな。




そうだよ、ずっと前から

とっくに世界は優しかった。



わかってたくせに

見えてないフリしてた。



わたしがひねくれて

おびえて、すね拗らせてようが、



へりくだって遠慮しようが、

被害妄想で頭パンパンだろうが、


関係ない

わたしが本気で

気持ちを出したら、妄想は無力に

なる。



わたしの想像がどんなに強かろうが、

いつだって現実は

ななめ上で、想像以上。



期待したようには、好かれないと

落ち込んでも

思ったようには、ひどく扱われないし、

嫌われない。



怖い妄想にとらわれて

制限かけて、

勝手に世界を厳しく変えてるのは

誰だろうね?



自分の世界を変えられるのは、

自分だけ。



優しい世界での経験を忘れて、

また、妄想にとらわれてしまったときに

この記事を読み返してみよう。



妄想にチカラを与えるのは

いつだって自分にしかできないんだから。

 

優しい世界を信じる自分であれますように。


ちゃんと助けてって言おう。

みんな、ありがとう