紐育 ニューヨーク! | WHATEVER WORKS

紐育 ニューヨーク!

という題名の新書を一気読み。


最後の章のとあるコメント以外さして心を打つ文章は無く。

まー冒頭の地図やなにかは、ほー、ここいらがアッパーイースト

ってんですね、って思うことができてべんりっちゃ便利だったけど・・

でも正直本文で●●●丁目とかなんとか言われても、実感わかない。

わかんない。行ったことのある人だったら、あーあそこね、あそこが

●●●よね、とか、もしくは●●●だったのね!とか回想の足しには

なるかもしれないが。それにしたって、チャミさん的には

トレンディなミートパッキングエリア のミの字の記述もないのだもん。

納得いかず。だめ。

こういう自らの体験、経験をもとにした本って、かならず、偏るからね。

自分のお得意な知識の倉庫のほうに偏ってるからね・・

いくらご本人がNYを網羅したつもりで書いていても。だめだめ。

まー、たかが新書ごときでどこまでも知識の吸収ができると思うなと

言われたらそれまでだけど。


で、

チャミーのココロを打った文章というのが、

9・11のその日、ノースタワーの階段を死ぬ気で下りて助かった日本人

のコメントと、WTCの真横で働いていたという日本人のコメント。

前者:「色とりどりの、色々な英語のアクセントの見知らぬ人たちが、

みんな助かろう、という同じ目的を分かち合い、歩けなくなった人たちを

助け合い、一緒に生き延びよう、やれば出来る、と励まし合って階段を

駆け降りた。これがニューヨークなんだ」

後者:「イースト河まで走って逃げたら、屋台のおやじがいつもと同じよう

にホットドッグを売っていた。思わず買って食べながら、周りがどうあろう

と普段通りの生活を心がける、これがニューヨークなんだ、と思った」


ああ物語ってる。物語っちゃってるよNYを。

こういう生の言葉がなにより物語ってるんだよ。どんな言葉より。

まずは一観光客として、訪れてみたいなあぁ。


野口英世がNYに眠ってるなんて知らなかったんですけど。

みんな、すごいすごいってすごい人のことを言うけど、

すごい人がどこで死んでってるかってのを、誰も教えてくれない。