美術室に置き忘れた中澤
「最近タバコがとまらない」
んだって。
チャミーはてめーのせいでタバコがとまらないわ
と喉まで出掛かけたが結局言わなかった。
別に君だけのせいじゃない。
でも
ハァ。
疲れんだぞ。
この微量のストレス。
わかってんの。
ちょっと。
まー
放っておこ。
ガビーン。
なんでかすごい別に思い出したくもないことを思い出した。
高校時代の話だし、もうそのまま忘れてて良かったのに思い出した。
自分で描いたいろんなものを
一切そのまま置き残して卒業していたことを。
いやー、たぶん処分されたと思うし、処分されてよいのだけど、
その前に見知らぬ後輩に見られたことを思うと恥ずかしい。
正直。
特に中澤は恥ずかしい。
(中澤さんが恥ずかしいんじゃないけど)
今でも覚えてる。クリスタルのトロフィーと、原色の青いユニフォーム。
透けたトロフィーの奥のユニフォームの色の表現しにくかったこと。
あと髭は描きにくいのでキライです。
そんないろいろ。
マリノスの青は綺麗だよね。
ていうかはっきりしているから好きなんですよね。パっとした色っていうか。
まだ、川崎の色も許せる。
チャミー的に許せないのは、磐田のうすーい青。
アレは薄すぎる。つまりアルゼンチン。
の
割にはシャワーカーテンの色はあれなんだよなぁ。
サックスブルー。普通のカーテンの色はセルリアン。
そう
何を隠そうチャミーの家の中は今真っ青です。
18のころから変わってません。
ベッドシーツの色も青です。
そろそろ重い腰をあげようと思います。
黄色いもう蛍光の黄色かと思うくらい(でも違う)鮮やかな黄色の
シャツ(ウェアかな?)を着た高校生と思しき男の子が来た。
黄色のうえに、半そでだったものだからもうめっちゃ印象に残ってる。
顔が端整で、そいで髪をかきあげながらレジの前を通り過ぎてった。
それはもう自分に自信があるのが傍からみてもわかって、
なんかもういろんな意味でゾクゾクした。
テニス部みたいです。でも男性誌のところで散々お友達と
スタンダップリーディングをした挙句帰っていきました。
錦織君を見習って欲しいものです。
彼の人生や部活動への取り組み具合なんて別にどうでもいいんだけど、
そういうことでも考えてなきゃ退屈で死ぬかもしれないというくらい
暇でした今日は。
こんなに色について語ったことないな。
ゼミで色についてやってるもので、ちょっと敏感になったのかな。
緋色も丹の色も紅も朱も皆赤なんだって。
赤は生命の色。
ルビーの赤も、紅白の赤も。
皆生命の色。
壮大だ。
チャミーは金碧画担当。
死ぬ。
まるでやる気ゼロ。
なぜかって皆で担当する1章ずつの中で一番長いからだよ。
めんどくせ。
金泥も金箔も。
今のチャミー
には
正直
膠が入ってようがなかろうが
輝いて見える
って
それだけの色。
薄っぺらいぜ自分。
寒い。
身も心も懐も。
寒い。
寒い寒い。
やっと明日晴れてくれるみたい。
たまりにたまった洗濯物がこれで開放されるね。
天候を理由にサボっていた洗濯物干しをする日がきたってことだ。
寒い寒い。