石見暮らしのラストスパート

帰省のタイミングで、

まとめてできることではないけれど、

少しでも母の希望を叶えるべく頑張ろうと思う日々。

この日は雨。

しかし買い替えたソファを引き取りに行く日でもある。

きーさんにお願い(命令？)して

軽トラを出してもらって朝から肉体労働。

新しいのを入れ、使っていたソファベッドをまた軽トラに積む‥‥

雨の中‥‥お手伝い頂いてありがとうございました。電球の取替えも‥‥(笑)

三隅のそば聖にてランチタイム。

最近この辺りので話題のお店。

それから夜の神楽まで時間があるので

一度行ってみたかった有福温泉へ町見学。

小さい小さい町というか‥‥一角‥‥というのかな。

階段で家々が繋がっている感じ。

足湯ならぬ『手湯』。温かい。

狭い階段迷路を登ってあちこちの温泉を楽しむ町。

この小さな一角の中に石見神楽の神楽殿がある。週末の夜には神楽がある。

星空に響く太鼓の音‥‥

素敵な夜なんだろうな。

階段をいろいろな方向に登ってはお風呂、下ってはお風呂

そんなお風呂巡りをするには今はとても良い季節かな。

有福温泉を見学した後は浜田に戻って食事してから

三宮神社へ。

この日の社中は有福神楽保持者会。

演目は神祇太鼓

恵比須(小学校4年生)

大蛇

社中の代表の方の挨拶が‥‥気になっちゃったな。

自分達の社中に自信がないみたいで‥‥

神楽も皆さん力入ってたし、『好き』が溢れてたしとても良かったから‥‥

もっと褒めて欲しかったよね‥‥。

たったの1時間の神楽が有料だったのだから

挨拶にも『プロ意識』が必要だ

と感じたﾅﾘ。

たったの4泊5日の帰省。

めっちゃ走り回ったなぁ。

やりたいことは全部やったー！

父の命日も‥‥更に走ります

益田のじょういちでのランチ後は、

家電屋さんに行って実家の電球を買ったり、耳が遠くなった母に集音器を買ったりしてから三隅のスターというカラオケ喫茶へ。

数時間後には取って返してまた益田。

テレビで紹介されてた駅前のさかなや道場。偶然にもこの日は

石見神楽の上演日。

カラオケも楽しいけどこれは外せない！

この日の社中は益田市の高津社中。

演目の最初は『道返し』ヽ(´▽｀)/

これは私が最も好きな演目。なぜなら

鬼が客席から出てきてくれる。

もう潰されそうな勢いで‥‥必死に写真を撮る。

後ろ姿。触ったりしてしまう‥‥豪華な衣装。

躍動感溢れる舞。

とても練習されているようで本当に息がピッタリ！カッコよすぎるわぁ～。

この鬼は改心して命は助けられ、人間と共存して行くことになるので

お面を外してイケメンのお兄さんになります。

次の演目は『頼政』

またこの上手の方の舞が

う‥‥上手すぎ！目が離せない。

小猿に懐かれる姉。

猿と戯れる神。

そうこう和やかなムードの中、猿達は切られてしまうんだけど‥‥その後に出てくるのが

鵺。

こんなおっかない顔してるのに‥‥

また客席に来ちゃうわけです。

この近さに‥‥。怖いってば。

しかーし

とてもとても素敵だった高津社中。

また帰省の際には積極的に追ってみたい。

見に来て本当に良かった。

過疎化が進んでいるとはいえ、石見神楽の後継者はすくすくと着実に育っていて、意識も高くて

昔より何倍も上手いのではないかと‥‥思う。

さかなや道場は素晴らしいね！

居酒屋神楽なんて大好物が勢揃いだわ。

また来ます。

父の命日も‥‥忙しい

今回の帰省は父の法事のためだけど‥‥

普段、やりたいことが溜まっている母の用事もすませたい。

というわけで毎日が用事テロ‥‥

母のひらめきに合わせて動いている。

17日は法事をすませて益田市内の鵜ノ鼻地区にあるじょういちというお店にランチ。

少し高台にあるのでお店からの景色は

海が見える。でも‥‥自然がぼうぼうなのでちょっと見づらい。

食事は

『一寸法師』料理は大きなお椀に入っている。

サザエ、イカ、あともう一種類のお刺身、ふぐと海老の揚げ出し、サザエのつぼ焼き、煮物、魚のフライ、ひじき煮、焼きナスのチーズ焼き、ハマグリのお吸い物、茶碗蒸し、

そして初めて食べるのが『亀の手』

本当にね‥‥亀の手みたい‥‥勇気が必要だったけど‥‥

美味しかった！

こんな感じにして食べます。

少し歯ごたえがあって食感も美味しさの一因。

全部が新鮮だしお刺身も厚くて‥‥

噂以上に美味しかった。

でも食べる前はグロテスク‥‥。

お椀の大きさと言えば

こんな感じ。

30センチ以上です。

食事が終わったら家電屋さんに行って、それから三隅にもどり、母とそのお友達とでカラオケ喫茶‥‥。

そしてそのあと、夜から

益田市の居酒屋へ。

スケジュールは毎日タイトだー。