A stroll of memory -3ページ目

A stroll of memory

ブログの説明を入力します。

小さかった頃を合わせると、5回目の奈良の旅。

今回はなんと!


宿泊は格式を誇る奈良ホテル!





本当に入ってもいいのかな‥‥?

と、恐る恐る荷物を預かって貰いに初の入館。

キラキラしてる気がする~。


ホテル散策は後にして

タクシーに乗せてもらってまず、高畑の志賀直哉の旧居へ。

この辺りはとても静か。日のひかりもたくさんあたってこの路地にいるだけで穏やかな気持ちになれる。


とても大きなお屋敷で‥‥

かくれんぼしたらみつからないかも。




中庭も素敵。



中庭を挟んで向かいには少し大きめのお茶室が見える。



志賀直哉旧居を出て少し坂を下り

ささやきの小径へ。



鳥の声しか聞こえない。木漏れ日と手つかずの自然を渡った風が少し涼やかで

汗ばむこの日の一服の清涼剤。


ささやきの小径を抜けると一気に賑わう春日大社の参道。





参拝客や観光客がニコニコ笑顔。

それは人懐っこい鹿がいるから。

おせんべいをおねだりする子とか

並ぶ石燈籠の間に控えめ立ち、可愛さアピールしてる子とか‥‥

みんな頑張ってお辞儀をしている。


前に来たより観光客がとても増えているようで‥‥

少し落ち着く若草山を目指し‥‥

いざお昼ごはん!



この茶屋風な佇まいが人気なのか、たくさんの外国人観光客が美味しそうにうどんを食べていた。


『何はなくともビールですよね~』

と、お店のスタッフがよく冷えたビールを持ってきてくれたのが

とても嬉しい。


今更ですが‥‥ごちそうさまでした。


そして初めて若草山へ。


近江八幡の観光の中心地かな?八幡堀。



ここも舟に乗せてくれて、八幡堀の白壁などを眺めながら30分ぐらいゆらゆらできる。

。水路って‥‥風情があるなぁ。見飽きない景色。




八幡山ロープウェイに乗って八幡山。



近江平野、安土城跡、西の湖。


西の湖の手前には水郷のさとさとまるやまの水路が見える。


この八幡山は戦国~安土桃山時代にかけての武将、豊臣秀次、その後は京極高次居城、八幡山城があった所。

たくさんの石垣が残っていた。


豊臣秀吉の甥でありながら、伯父秀吉により波乱の人生を送ることとなり悲劇の最期を迎えてしまう秀次‥‥。秀次の一族もみんな処刑されてしまった。側室に決まっただけでまだ秀次の顔さえ見てなかった最上の娘の駒姫までも‥‥。

なんてことを娘に説明しながら二の丸跡まで歩くと視界が開けてきた。

眼下に広がる琵琶湖。


暑い!けど気持ちいい!


けど暑いので展望台の建物でひと休み。


娘が喜んでダイヤルを回す。いい音だなぁ‥‥いい感触だなぁ‥‥って。


八幡山を降りて、『まだもう少し行けるかな?時間大丈夫かな?』

なんて急いで駅へ。

龍潭寺&佐和山か、安土城跡か‥‥。


近江八幡の隣駅の安土。


駅前のレンタサイクル屋のおばあちゃんが

『信長の館?それとも安土城?』

『安土城へ行きたいです。』

『信長の館は近いよ、いろいろあるしいい所よ‥‥‥‥それでも安土城?』そっと信長の館推し。


出来たら両方行きたい。でも時間とか場所とか天気とか‥‥。

一番は安土城なの!

2時間500円で自転車を借りて久しぶりに風を切る!

町のあちこちに見守り隊のお年寄りが立っていて、こどもだけじゃなく自転車をこぐ私たちのことも守ってくれる。変な運転はできないや。


自転車で10分ぐらいで安土城跡到着。

線路沿いでもないのに、電車からも見えた石段。

その時点で、結構根性が要りそうな所だろうなと思っていた。

入城料は700円。行けるか私。

門をくぐったら目の前はあの電車からも見えた石段。


見た目より急な石段。

必ず杖をお持ちくださいと書いてあり、無骨な杖の貸し出しがある。


石段の一段一段が高いので数段登って息が上がる。

暑いーっ!ダメだーっ!

って、左の広場に逃げ込む。そこは


羽柴秀吉の住居跡。

一番下は厩で三段目が住居だったとのこと。


秀吉のおうちを出て本線に戻るがもう登れる気がしない。まだ入って5分なのに。


とりあえず見えてる石段の上まで頑張る。

そこから見えた景色は


やっぱり美しい近江平野。


この先にも、終わりの見えない、より険しい石段が続いてる。




ここは登山の靴がおすすめとネットにあったわけだなぁ。

またまた安土の山の上の雲が黒くなってきた。

降られたら大変!

下山を決めたが下るのもまた‥‥大変だった。


駆け足の彦根、近江八幡、安土の旅ももう時間切れ。

次にまた見に来るよ。


まさにTime tripだった。

滋賀っていろいろあるなぁ~面白かった。








翌日の朝も変わらず
『おはよう!彦根城』朝から会えて嬉しい。



朝食バイキング。食べ過ぎ注意!

ヨーグルトにはシナモンジャム。とても美味しい。
ひと口赤うどんはしじみのすまし汁でいただきます。これも美味しい。
あとは控えめに。


旅の朝は早いよ~。

8時半前にチェックアウト。
ぶらりと近くの護国神社をみて

彦根の駅から近江八幡へ。

そこからバスで10分乗って水郷のさとまるやまへ。
近江八幡はいくつか舟に乗せてもらえるところがあるけど、その中で昔のままの景色に浸れそうな所を選んだ。

6人乗りの手漕ぎの舟。
日除けに使われたりする葦簾の葦の群生地。
船頭さんの案内で1時間の舟旅。

水路には滋賀の鳥の
かいつぶりという小さな水鳥や川鵜、青鷺など
に近くで会える。


前の舟の船頭さんは漁師さんだということで
水路のあちこちのうなぎを取る仕掛けの中を覗いていた。かかってない‥‥残念。


ここは時代劇のロケに使われることも多いそう。
来年の大河ドラマなんてまさに明智光秀なんだから使うんじゃない?と勝手に興奮。
なんか‥‥浴衣とか町娘(あつかましい)の衣装で乗りたかったかも(笑)。
1時間の舟旅の後は、バスで2停留所戻って
ラ コリーナ近江八幡へ。
おかしのたねやが作ったショップやレストランが入った緑に覆われた場所。
目に優しいわ~。


ここイチオシのバウムクーヘンは‥‥
まさに!すごく美味しい。
バウムクーヘンなんて‥‥と思っていたのに、
ちょっとだけ買ってみるか‥‥
程度の気持ちだったのに‥‥
もっと大きいのをそして誰かのお土産とかに買えばよかったぁ~
と今‥‥後悔している。

バターサンドサブレも美味しかった。


忙しい旅なので

次の八幡堀辺りへ出発!