眠り | A stroll of memory

A stroll of memory

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日によっては、朝、窓を開けるだけで、エアコンは要らない日もあったり…

秋なんだなぁ…
と、少し寂しい。

連日猛暑で、戦いを挑むような青空ばかりみてたけど、
土曜日の朝は、今にも泣き出しそうな灰色の雲がもくもくしていた。

曇りなのに
デグーのかなでさんは、ひなたぼっこの時のリラックスしたスタイルで、ケージの中のステップの下で寝ていた。

顔をこちらに向けて、のんびりした優しい姿だった。


花の刺繍がしてある赤いハンカチを折り畳み、その中に寝かせてあげて、小さな箱に、チモシーやかなが食べたくても食べられなかったごはんを入れてその中に寝かせた。

それから、娘を起こした。

かなを…埋葬するまで
娘はずっとかなを抱いていた。

多分かなは、生まれてからずっと他のデグーの兄弟や小唄やびびと一緒にいたはず…。この日から初めてひとりになる。
寂しいと可哀想だから、最近、かながごはんを食べる時に寄り添っていた鹿のちゅうきちにこの先のかなを頼んだ。


オープンと同時にホームセンターに行き、スコップを買って、緑に囲まれた公園を歩いた。

朝のどんよりした空が嘘のように晴れ渡り、私と娘はもう汗だか涙だか鼻水だかわからない状態でかなにお別れをした。

かなちゃん…ありがとうね。


いつも、かなを自分の尻尾で遊ばせてくれた小唄。小唄はかなが大好きだった。
ケージでパワフルにびびが暴れている時は
かなと小唄は寄り添っていた。

暴れん坊だけど、寝る時はいつも、お餅みたいに大きな体を広げてかなと小唄を温めてくれたびび。

今は二人っきりになって、
前より少し、小唄があまえんぼさんになってきた。
小唄がピヨピヨと話してる。

かなこのこと探してるの?
かなこはね、気持ちよく寝ていたよ。こうちゃん…寂しいね…


娘は昨日、かなの所へ行ってきたらしい。
優しいね。ありがとう。

娘と二人きりになると、まだまだ泣いてしまう。

娘が出掛けてしまうと、なんだか自分の心の拠り所がない気がして不安になる。

家にいる時は
大抵…かなは部屋に出していた。かなと寝たりひなたぼっこしたり、かくれんぼになったり…。

今日も…午後になり
かなの大好きな暖かい日がお部屋に射し込んできたよ。

かな…

可愛すぎたね。



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