国宝、上下巻やっと読み終わりました。
書店で吉沢亮くんのこの帯に目が止まり、原作が吉田修一さんということもあって、気になって上下巻を購入したのが数ヶ月前。今では映画の喜久雄の吉沢亮くんのカバーも出てますね。
ここ数年なかなか集中して何時間も本を読むということができなくなってきてる私なので日数かかったけど、下巻の最後100ページくらいは一気に読みました。寝たの1時(良くない😅早起きしてもっと朝の時間に読むようにしようと思ってるのになかなかできぬ)
任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎役者の家に引き取られ、芸の道に人生を捧げた主人公喜久雄の50年と、その家の歌舞伎役者半次郎の息子の俊介、2人に関わる周りの人たち、そして、歌舞伎の演目がいくつも出てきて、
まず、歌舞伎の知識がほぼない自分なので、読み進めて難しいこともたくさんあったけれど、前置きのような説明も書かれていれ、頭の中でその景色を思い浮かべながら読めたかなという感じ。
いろいろと、あぁ🥺となるところがあり、ラストは読み進めていくとなんとなく想像できるものの、そのように想像できるのは物語の中の喜久雄にすっかり魅せられていたからなのかななんて思う。
半生をどこまでどのように映画になるんだろう。
小説は大河ドラマくらいたっぷりの内容だったと思う。
吉沢亮くんの喜久ちゃんと、横浜流星くんの俊介ぼんを楽しみにしてます。映画観に行こうと思います。
京都南座とか、道成寺とか、推したちを思い出してしまうヲタクですみません。
吉田修一さんの小説は悪人と怒りを読んだけど、今回はいつもと違う感じなのかなと思い読み進めたけれど、歌舞伎というものはって本の後ろの解説を読んで、なるほどストンと入ってきたような気がしてます。
あと、これ読むと歌舞伎に興味が湧いてくる。
ただ、なんでもかんで興味が湧きすぎてあれもこれも手を出すとパンパンになるので、ここはこの原作と6月に公開される映画で留めておこうと思います😅