【十角館の殺人】   綾辻行人  著



孤島の十角形の館で起こる連続殺人。大学のミステリー研究会の7人が次々に殺されていき、犯人はこの中の誰なのか...。

孤島の7人と、館を建てた中村青司の死者の告発の手紙が届いた江南、守須が、中村青司の実弟の友人·島田と一緒に本土でこの手紙の件について調べていくお話が交差しながら進んでいき、とても読みやすかったです。


犯人はこの人かなと思いながら読み進めていっての、あの一行にやられました。

まんまとやられたって感じのミステリーは面白いです。


1987年に刊行されたってことにも驚き。そんな昔な風には思わなかったけれど、女性が食事やお茶の準備をするのが当たり前っぽい流れが昔になのかなっては思った。

あとは、今だったら携帯電話で島からも連絡できるなぁとか。



館シリーズ、またいつか読んでみたいなと思いました。