【怒り】を観てきました。


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予告観てもっと怖いものかと思ってたけど、そういうのとは違った映画でした。
【悪人】ほど重い気持ちにならなかったけど、やっぱり重いというか、でもちょっと救われる部分もあって、なんとも言えない気持ちになった。



裏切りへの怒りと、どうしたらいいのかわからない怒りと、信じたい気持ちと、ホッとした気持ちと信じきることができなかった自分への涙。


俳優の皆さんの演技も素晴らしく、宮崎あおいちゃんはいつもと違うイメージで、横顔やこちらを見てるかのような表情はゾクッとしたし、広瀬すずちゃんも体当たりな役だったような気がする。



犯人が整形して身を隠してるわけですが、何度か犯人の顔が見えそうで最後までわからない。
え、松ケン??森山くん??綾野剛くん??
みんな似てるんだよなぁ。犯人誰だよ。



東京·千葉·沖縄でそれぞれの出会いがあってそれぞれの生活があって、わかりやすく話も進んでいきました。

3人とも犯人じゃなきゃいいのにって、観ながらそれぞれを信じたいって自然と思えてきて。
でも1人は犯人なんだよなぁ。

信じてた人、愛した人が犯人だったら…どんなに辛いだろう。



優馬役の妻夫木くんの演技に泣かされた。綾野剛くん演じる直人もすごく儚げなんだよなぁ。優馬が直人のことをどんどん大切に思っていくのがよくわかる。
うーん、妻夫木くん、いいわぁ。実際に2人でしばらく一緒に住んだようで、俳優さんの役作りってすごいな。


豪華俳優人の中で、辰哉くん役の佐久本宝くんの普通の沖縄の少年っぽさが良かった。新人さんらしいけど自然ですごく良かったです。


観て良かったなぁと思える映画でした。















おまけ


宮崎あおいちゃんのセリフに『東方神起』と出てきて、結構最初の方で、一応トンペンのつもりな私は“えっ??今、東方神起って言った!?え?え?”と反応してしまった。


原作読んだことなかったので、帰りに本屋さんに寄ってみたら、やはり最初の方で愛子がお父ちゃんに向かって言っていて(曲を聴いてる設定)、原作にはなんと【Somebody To Love】のサビも書かれていた。


知らんかったわぁまさかやわ。


てことで、上巻を持って即レジに向かいました。読まなきゃ。映画とはまた違う気持ちになるかもしれないしね。