キャサリンがチーズリゾット玄米を食べて

「私次来た時、これ頼む!」と言った。

 

キョンコはそんなキャサリンを見てニッコリ笑った。

 

私もすかさず、キャサリンのタコライスをスプーンですくい

ひと口食べた。

 

「私も次来た時、これ頼む!」と言ったら

キャサリンは嬉しそうにタコライスを食べていた。

 

お腹が膨れて、幸せいっぱいになった頃

キャサリンはキョンコに、秘密の液体を

一緒に売って欲しいという話しをした。

 

キョンコはすでに違う組織の秘密の液体を

扱っているらしく、少し困った表情のように見えた。

 

 

私はそのキョンコの反応がとても不思議だった。

 

「この香りはこっちの組織のものを使って、こっちの香りは

あっちの組織のものを使うっていう風に、用途に応じてそれぞれ

好きな組織の液体を使えばいいやん。」

と提案した。

 

キョンコは笑顔で頷いた。

 

キョンコが次の用事があるからと

席を立ち

 

また遊びに来てくださいと

優しい表情で挨拶した。

 

そして

その場を離れた。

 

キャサリンが

「チャミのあの言い方、めっちゃ良かったよ。

ひとつの組織の液体だけを使うことはないもんね。

どの組織の液体もいいはずだから、香りで分けて使えばいいもんね。」と言った。

 

みんなが共存できる星が理想だ。

 

戦わない星。 

 

みんなが笑顔の星。