何か違う… | のんべんだらり

何か違う…

佐村河内さんの会見。

全部お観たわけではないけど、

すっきりしないというか、

腑に落ちないというか…


なんかこの人、障害者をなんやと思ってるの?って聞きたくなりました。

同じハンディーを持つ人に対して謝ってない(少なくとも私が観た中ではない)し、バイオリニストの少女に対してもそう。

記者とのやり取りで「やっぱりこの人は障害を道具にしてる」と伝わってきました。

だれも「ハンディーがあるのによう頑張ったね」なぁーんて軽く言われたくないんだよおぉ-。

その努力や辛さは本人しか解らない。
簡単に言うなぁーって。

そしてもっと言うなら、「ハンディーがあるのに」なんて前置詞や形容詞は要らない。

そこで「げた」なんかはかしてほしくない。

バイオリニストの少女だってそんな下駄をはかしてもらって評価されるのではなく、その人の出す「音」や「音楽そのもの」を評価してほしい。
素直に響く音とかまっすぐな音とか心がまっすぐに伝わるとかね。

音楽の評価なら「音楽だけ」で評価されたいのよ。


そう思います。


そういう意味で私はまたこの人の会見を観て、思い切りブルーになりました。

今日はギターは弾きません。
きっと当たるから、えむちゃんに。そんな音は出したくないから。
自分が練習不足でひどい音を出す方がはるかにえむちゃんにはいいから。

ほんと、悲しいというか、釈然としないというか、がっかりというか…

はぁ-。。。。


この人のこの会見で、障害者に対するイメージダウンがなければいいなぁーと心から思います。
何も言わず、ただただ自分の状況を受け入れて、必死に生きてる障害者は世の中に一杯います。見た目には解らないハンディーでもね。

それだけはどうしても伝えたい。。。