これでよかったのよねぇー。・・・ | のんべんだらり

これでよかったのよねぇー。・・・

今日のスーパーでの一こま。

「白だし」の試食販売をされてました。
おとふやちくわ、大根、うずらの卵などを白だしで炊いて試食させてはりました。

作ったはるときから「匂いはいいけど、これ、絶対、辛いよぉー」という匂いがしていました。

で、私は色々買い物をして、再度、白菜を買おうと、その試食販売の前を通りました。

その販売員さん、お客さんは少ないし、作ったものは冷めて行くから「どうですか?」って私に試食を勧めてくれました。
微妙にお腹がすいていたのでいただきました。笑

すると

上の食べないときの感想と全く同じ感想が・・・

匂いはいいけど、辛い!!!! 

頭の中にいろんな思いがくるくる回り、どうしようかな?と思っていたら、「どううですか?」と販売員さん。
「匂いはいいけど・・・ ちょっと、辛いです」

あー、言うてもうたぁー!! と思った瞬間、その販売さん、すかさず

「そうですよねぇ。私もさっきから分量通りに作ったんですが、辛いなぁーと思って・・・ かなりうすめたんですよ。でも、やっぱり辛いですか?」と。

と同時に希釈倍率を見直し、

「1対1なんですよねぇー。100ccの水に対して100・・・。え? え? ・・・
1000ccの水だぁー。いやだぁー、10倍に薄めるのよぉー」と大慌て。

そしてペットボトルから水をおなべに足しつつ、「すみません、お水飲まれますか?」とお水を下さり、「もう少ししたらもう一度きてください」と言われました。

とりあえず、「はい」と言ってお昼のおうどんのグッズを買いに再度回り、「うまく行きましたか?」と再度寄ってみた。

「ぜひ、どうぞ」と再度試食。

だし汁はかなりおいしい感じになりましたが、おとふは前の辛いスープを吸っていてやっぱり辛い。

その旨伝え、「ぜひ、卵も」とうずらの卵も頂き、「卵はおいしい」と笑顔で答えました。

販売員さん、むっちゃ恐縮しつつ、むっちゃ感謝してくれたはって・・・

「本当に助かりました。ありがとうございます」と。

なんかこの素直な「辛い」という反応がよかったのか、あるいは余計なお世話だったのか?と今、ちょっと悩む私です。

が、きっと私が「辛い」と言わなければ、午後もあの辛さのまま調理しはるはず。そしたら絶対うれないよ、あの白だし。

ということで、お節介な関西のおばちゃんですが、これでよかったと思うことにしようと思ってます。


家に帰って作ったおうどん(惣菜のかきあげ入り)の出汁は言うまでもなく、薄味でしっかりみりんも利かせたのでした。笑