梅 | のんべんだらり


 今日、メールマガジンを読んでいると「春は梅の季節」というフレーズと共に梅酒の宣伝がされてました。
 うちでは毎年とはいいませんが、梅酒やかりん酒をつけます。今、我が家には梅酒1升半とかりん酒一升そして梅のはちみつ漬けのシロップとそのシロップを取った後の梅のはちみつ漬けがあります。
 
 梅って不思議だと思いませんか? 
 生の青梅はすごーくいいにおいがして今にも「がぶり」ってかじりたくなるのに、それをすると毒があって体にまったくよくないとか・・・。でも梅干にしたり、焼酎や蜂蜜、氷砂糖につけると食べられる。私は不思議で仕方ありません。梅干や焼酎は何となく「(化学)変化」が起こりそうですが、氷砂糖や蜂蜜にたった2週間ほどつけただけでその梅は食べられる。いったい何が起こっているんでしょうね? だれかわかりやすく教えてぇーって気持ちです。
 
 昨日、中国整体に行きました。そしたらその先生の弟がつくったという「梅」(干しではない)を2種類いただきました。先生曰く「ちゃみちゃんと旦那さん、いい人だから、弟、ぜひ、食べてほしい、言うねぇー。口に合わないかもしれないけど、食べて」。ありがたいことです。何であれ、そうやって「心の片隅」に住まわせてもらうことって本当に幸せですよね。(^_^.)
 そして肝心の味。しそと一緒につけたという梅は限りなく梅干。ただ干してないってだけのようです(歯ごたえのある柔らかさ)。もう一つは凄く微妙な味でした。甘いんだけど、ちょっと経験したことのない甘み(こちらも歯ごたえのある柔らかさ)。どちらも種がちゃんと取ってありました。すごーい。 
 
 個人レベルではこうやって国籍を超えて仲良くでき、文化交流もできるのにどうして「国」になるとそんな風にいかないのかと、梅をめぐってちょっと考えさせられました。