京都のおとふ
今、「京都人だけが知っている」という本を読んでいます。まだ読みさしですが・・・。そこに私が関東に来て実感したことそのものが書いてあって、思わず笑ってしまいました。
それは
『・・・東京に住んで初めて豆腐を食べたとき「絹ごし」が京都の「木綿」よりも固くて驚いたけれど、のちに‘東京で一番おいしいとされている豆腐’を口にして、いずれも豆腐と称されてはいるが、ふたつは似ても否なるものだと判った・・・』
というくだりだ。
まさしく私はそれを実感した。
よく夫や友達に「豆腐の角で頭ぶつけて死ね」という言葉は、東京だけで通じることと言って笑ってます。だってほんまに固いんやもん!!! (^_^.) そしてそれをそのまま「京都人だけが知っている」に書いてあるのをみたら笑いました。
また、京都の豆腐が美味しいのは水がいいからだとよく言われますが、私はそれが疑問で仕方ありませんでした。だってね、京都の水は琵琶湖の水で、その水(あくまで水道水です)は全然美味しくないから・・・。でもね、この「京都人・・・」によるとどうやら、京都のおとふ(豆腐のこと)やさんは井戸水を使っておとふを作っているようです。そして、京都にはそういった井戸水がとっても美味しいところがあるのだそうです。いやー、勉強になりましたよ。「京都人・・・」に載っていた「名水」とされている井戸水の中に、私の知っている美味しいお水が書いてあったことも、これまたびっくりでした。(^_^.) まだまだ読破するのには時間はかかりますが、楽しく読めそうな本です。
著者: 入江 敦彦
タイトル: 京都人だけが知っている