ある友達に寄せて | のんべんだらり

ある友達に寄せて


 みなさん、こんにちは。
 いつも「こうしてください」というお願いのブログになってしまうので、今日はある友達の温かい言葉をふと思い出したので,
それを書こうと思います。
 前回のブログで「風邪をひいてしまいました」と書きましたが、一日家事をお休みして、元気を取り戻し、先日、夫と那須へ旅行に行きました。そこでこの友達の言葉を思い出したのです。
 とある土産物店に入ろうとしたとき、大変見にくい階段がありました。どういうのかというと・・・。「手すりなし」「滑り止めなし」のものです。見た目には「美しい」「綺麗」「統一性がある」と思える階段かもしれませんが、私には非常に見にくいものです。もっと分りやすくいうと「石だけ」「レンガだけ」という単色の階段です。その階段を見て私、夫に一言。「帰り(下り)は宜しくぅ。これ非常に見にくいしぃ」と。そのとき思い出したのです。ある友達が「この間、友達と(彼女のです)買い物に行ったとき、すごい見にくい階段があってなぁー、私、思わず、その子に言うてしもたぁ。『こんな階段みたらちゃみちゃんは、いやぁーみにくいって叫ぶわぁー』って。最近、こういう階段をみるといつもちゃみちゃんを思い出すねんかぁー」って私に報告してくれたのです。何が嬉しいって「私を思い出してくれたこと」もさることながら、まったく私を知らない人に「世の中にはこういう人間もいる」と知らせてくれたことです。そうして「知って」もらうことこそが「改善」につながると私は信じているからです。この場をかりて改めて「有難う」をその子に贈ります。m(__)m m(__)m
 私は本当に幸せな人間だと思います。この子を始め、私の友達は実に私を上手にエスコートしてくれます。どんなに話が弾んでいても、段差がくれば「ちゃみちゃん、段差。右手に手すり」と言ってくれます。夫もようやくこのエスコートになれてくれたみたいです。一番下手なのは案外「親」かもしれません。(苦笑) でも私はそれでいいと思ってます。いくら親や身内が私のことを詳しくなっても「外」へは広がりないから・・・。友達や夫・そしてそのまた友達に「こういう人もいる」と知ってもらうことが大事だと思ってます。
 そうそう、段差関係では会社の社員専用口にあった固定されていない「ステップ」に「手すりを付けるか固定してください」と言った私の願いをすぐに聞いて、固定くださった私の働いていた会社の人事部にも改めてこの場を借りて「有難うございました」と申し上げ、今日のブログを終ります。