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月の詩

想いを詩に乗せてあなたへ。


息を潜めるような恋だった


誰にも見つからないように
僕たちは息を潜めて恋を始めた


ただ見つめ合うだけで幸せだった
言葉は邪魔にさえ感じるほどで
この瞳の中に君が映っているだけで
僕は幸福だった 
これ以上に何を望むのだと


最初はそう思っていたのに


小さな欲望は強く強く僕を押し上げ
君を取り込もうとする勢いで
追いかけて
責めて
どうしてと答えを求めすぎて
それぞれに苦しくなった


愛していたのに
誰よりも幸せにしたかったのに
僕の手から零れ落ちていく
君の気持ち


拾い集めようにも消えていく
割れた破片はもう元には戻らない