11時公演が終わってお客様がゾロゾロ。
なんだか大きくてダンディーなおじさまがいるなと思ったら高橋英樹さんと奥様でした。
芸能人って裏口から出入りすると思っていたのでびっくり Σ(⊙△⊙
真麻さん宝塚大好きですもんね。
ご家族で観劇出来るなんて素敵だな (๓´˘`๓)♡
さて感想の続きです。
みりおさん＆かのちゃん
なんといってもラブシーン！
すみれコード大丈夫？ってくらい妖艷でうっとりしました♡
そのままセリ下がっていくとこがドキドキです！
お二人とも美しかったー (๓´˘`๓)♡
十二単だと二人の体格の合わない感じがあんまり気にならなくてよかったです。
十二単で踊るのは大変でしょうね。かのちゃん凄い！
かのちゃんは淡い色より原色の方が似合うなと思っていたのですが、藤色の十二単はキレイで似合ってるなと思いました。
あと光源氏の幻想の中で踊るとこ、あれも可愛かったな。
気になったのが光源氏とのラブシーン前
藤壺が光源氏のことを愛してるとか色々喋りすぎてて、そこはちょっと嫌かな。
女御が帝を裏切り、別の殿方と契りを交わそうとしている。かなり重い罪を背負おうとしてる人があんなに言葉を発するのかなと。
かのちゃんが悪いとかじゃなくて、物語の都合上の説明セリフだから仕方ないんだろうけど。
あと藤壺は光源氏より少し歳上ですが早くから入内して、幼い源氏の母のような存在でした。なのでもう少し大人っぽい女性じゃないかなと。
光源氏に東宮の後見をお願いするとこも、罪を背負っていく覚悟にしては頼りなさすぎなような。
かのちゃんの藤壺はなんだか幼くて可愛い感が残ってるかな。
でも葛藤する姿はとてもよかったし、この作品は藤壺が魅力的な人物じゃないと他の役者がどんなに頑張っても物語が成立しないと思います。
まだ大劇場公演は始まったばかり。
これから役がどれだけ深まっていくか楽しみです。
みりおさん光源氏は本当に麗しく、ただそこにいるだけで宮中の薫りがしてきそう。
優雅で麗しくて趣があって儚くて。
この物語はみりおさんのためにあるんじゃないかと思うくらいピッタリでした。
お衣装が本当に素敵ですよね。
もっとみりおさんを光り輝かせてくれてます。
私が特に好きなのは藤壺が産んだ東宮と初めて会う場面。
罪の意識で動揺してるけど、それを気付かれてはいけない。でも心はざわついている。
それが目に出てるなと思って。
細やかで丁寧な演技をされているのだと思いました。
みりおさん光源氏はただの女好きじゃなく、愛する藤壺を自分のものに出来ない、だからこそ他の女性を追い求めるという感じが出てると思います。
物語の終盤の光源氏は50歳くらいのはず。
ぜーんぜんそんな感じがしませんが、まぁ宝塚だから仕方ないでしょう(^o^;)
ききちゃん惟光
二番手格とはいえ出番が少ないですねー。まぁ仕方ない。
でも頭中将より惟光の方がききちゃんに合ってる！
この物語のお笑い担当は右大臣＆弘徽殿だけど、惟光もほっこりさせてくれますね。
プロローグで歌うききちゃん。
本当に歌が上手くなりましたね。感動
れいちゃんの御息所＆柏木
まず御息所
女役のれいちゃんが見慣れなさすぎて最初は面白かったのですが、ずっと見てるとなかなかいいじゃないですか。
れいちゃんほんときれいなお顔だから高貴な女性が似合う！おかま感がない！
高貴で美しく教養・知性がある女性。
だからこそ素直になれなくて、辱しめを受けたことも許せなくて、狂ってしまう。
この役は男役がやる方が合ってますね。
だんだん公演が続くうちに呪ってる場面はもっともっと怖くなっていくんでしょうね。
なんせ死んでもおばけとして出てくるような女性ですからね。
葵の上も御息所もそうですが、素直が一番！
女は愛嬌だなとつくづく思いました。
柏木はいつもの男役姿でなんだか安心感。
女三の宮のことがどうしても諦めきれず契りを交わして子供が出来てしまう。
そして光源氏に嫌みを言われてその心労で死んでしまうというなかなか弱い男性ですが、宝塚ではそこは描かれていないのでね。
女三の宮が源氏を裏切ってしまうのが納得出来る麗しい貴公子でした。
こりゃ新公が楽しみだな(^○^)
あと気になったのがマイティ！
貴族がほんと似合うー (๓´˘`๓)♡
マイティってギラギラ男役って感じだけど、しっとり日本物がほんと似合う。色気三割増みたいな。
次のバウはマイティ主演で王朝物やればいいのにー。
あと若紫！
もう超絶かわいくてかわいくて (๓´˘`๓)♡
光源氏が連れ去ってしまうのも納得！
てかこの時代の警備ってどうなってるんでしょうね？連れ去り事件があったり、帝の后の寝所に簡単に入れたり(^o^;)
いくら女房を見方につけたとしても入口に警備兵とかいないのかしら？
右大臣と弘徽殿のやり取りが面白い！
冷静に見たら全然親子に見えなくて、むしろ孫くらい離れてるんじゃないかと思うのですが(^o^;)
でもぷりぷり怒ってる弘徽殿は父に八つ当たりしてる娘だし、オロオロしてる右大臣も娘に振り回されてる父だし。ちゃんと親子に見えるんですよね。さすが京三紗さん＆たそ。
てか右大臣が随分ゆるいキャラになってますね(笑)
あれはアドリブすごそうだなー(^○^)
でもただゆるいだけじゃなくて朧月夜のとこで光源氏を貶めようと打合せをしてるとに、暗転しながら凄く不敵な笑みを浮かべてるんですよね。
芸が細かい！ただのゆるい親父じゃなくて、ちゃんと悪巧みしてるのね！
あとくみちゃんの歌声は安定の美しさ
ふみかさんは安定のダンディーなおじさま。
ふみかさんやめないでー(T0T)
花組は次回公演がミーマイで役が少ない公演なので、色んな人に役がある公演で本当によかったなと思いました(*^^*)
いやー、月組じゃないと余計なこと考えなくていいから本当気楽に観劇出来る(笑)
今日は親友と宙組全ツを観劇です。
まぁ様待っててねー＼(^o^)／