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小学校5年生上学期  当時10才

恋に走っちゃったパパは
二回も自殺未遂を謀った継母の言う事を100パーセント聞いていたため、
子供の私達には関心を持ってなかった。

前回も言ったように子供達はパパにとって生財道具に過ぎなかった。

私達は夏休みや冬休みの期間が終わってもヅルヅルと
休みを延ばされて、働けるだけ働かさせられていた、(夏休みは4ヶ月・冬休みは2ヶ月、皆の倍である)
小学生であった私達は義務教育だった為、学校に来ない私達の様子を確かめに、
校長先生が家まで訪ねて来て、パパは厳重に注意をされた為、仕方なく私達3人を学校に通わせた。
お兄ちゃんは、転校の手続きをパパに取ってもらえず、当時中学2年生になるはずだったが、
この時からお兄ちゃんは学校に通っていません。(中学校中退が最終学歴になっちゃったお兄ちゃん。。。
義務教育なのに。。。)

工場に残されひたすら働いていたのは、お兄ちゃん一人だった
お兄ちゃんがどんな思いで学校にも行かずに働いていたのかは、
最近になって電話で知ったのですが、お兄ちゃんはこう言った、
「自分がパパと力を合わせて一所懸命働けば、昔みたいに(チャーミが小二でお兄ちゃんが小六の時)
商売が繁盛しだせば、下の私達は普通に学校に通えるし休ませなくて済むし、生活のレベルもよくなるから、自分が学校に行かず働く事を選んだ。」
という考えでずっとだらしないパパの言う事を何でも聞いていた、
それがお兄ちゃんのただ一つの思いでした。

(自分を犠牲してでも幸せだった日々に戻りたかったからです。)

刑務所に入ったせいか?初恋をしたせいか?何故か知らないけどパパは別人と変わっていた、
墨汁の作り方はパパしか知らないので、いつもパパが墨汁を作って、
後の作業は全てお兄ちゃんに任せっぱなしで、もちろん学校から帰って来た私達にも当たり前のように
命令されお兄ちゃんの手伝いをしていたが、小三の弟はまだ小さいため生産品の箱詰めと赤ちゃんの
面倒と遊び相手にしっかりと手伝っていた。晩ご飯にならないとひたすら働かされ続けていた。
パパは月に十日間を工場で働き、後の二十日間は継母とラブラブで遊びまくっていた、
当然売り上げ金ではパパと継母の生活費と遊び代は追いつかず借金がどんどん膨らんでいった。

家には借金取りが頻繁に来るようになり、パパは借金の返済で困っていた時に、
タイミング良く、パパの二番目のお兄ちゃんの奥さんの兄弟が(遠い親戚の関係な方)
パパがやっている墨汁と糊の商売に興味があるって、パパの二番目のお兄ちゃんの奥さんを通して
商売に掛かる全ての資金を全額出すので共同経営してくれませんか?という誘いを持ちかけて来た、

パパは良く言ったら本当は頭のいい人で口も上手くて、付き合いも上手で直ぐ人と仲良くなれて、商売に繋げた、人脈も広かった、実に生まれ付きの商売人って言えるところかな!!

悪く言えば本当は嘘ばかりで目的を達成する為になんだってする、まるで詐欺師みたいな感じでもあった。

ちょうど借金取りに追い込まれている時にあんなうまい話が舞込んで来たのを逃す訳なくうまく話に乗った
おまけに自分が持っている様々な中古になった機械を高くその相手に買わせたのである。

ちなみにその相手はが住んでる街は実家からバスで1時間半の『鹿港』っていうところにあるため
パパは速攻継母と腹違いの弟とお兄ちゃんを連れて引っ越しを実行したのである

とうとう私とお姉ちゃんと弟はパパの実家に置き去りにされました(なんて酷い父親なのか?信じられなかったが現実にそうされました)

現実は残酷そのものでした、置き去りされた事にショックが大きかった。
いつしか家の兄弟から笑顔が失っていた。

チャーミの心の中に置き去りにされた事によって、いつの間にか人間不信になって、
涙が出る程悲しくて、人をボコボコに殴りたくて、
よく自分に同じ事を聞くのですが
(こうなったのは誰のせいだ?って)
チャーミの答えは親のせいだ。。。
でもチャーミはまだまだ小さいから
なんにもする事が出来なかった
ただパパの暴力が怖くて言う事を聞いていただけ、

二年生までは優等生だったけど、、
三年生に上がってから、親のせいで
学校に通う時間よりも工場で働いく時間が長かった
二ヶ月や四ヶ月とか普通の学生よりも遥かに
休みが長いため、たとえ学校にまた通えても
授業には付いていけない自分がいた、
本当に泣きたかった、、

毎日墨汁の蓋を閉める時に、墨汁が溢れて来たり、両手が真っ黒に染まって
ラベルを貼っていても、不良品(プラスチックの容器に穴が空いたりすると、また両手がまた真っ黒。)

糊の作業は洗ったらすぐ綺麗になるけど、、
墨汁の場合は爪の間に入っちゃうから、いくら洗っても落ちないままの状態で、
学校のクラスメートにいつも変な目で見られていた、
はっきり言ってもの凄くいい気分ではなかったが
幸い田舎だから虐めはなかった事に感謝です。

                    続く

                           チャーミ